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5日ずつすすむ日記

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2019年8月の記事一覧

ミナペルホネン

8月20日(火) コルクで仕事、ヨガをしてから、こどもを迎えに行く。こどもが歩きたがらないので、「お菓子ひとつだけ買おうか」と声をかけると、走り始める。アンパンマンのぺろぺろチョコに決めたはいいものの、キャラクターで悩んで、「まま えらんでいいよ?」と甘えてくるのがかわいい。パッと奥から取ったら、あかちゃんまん。いいのを引いた。 8月21日(水) せっかくの午前休だけれど、こどもの「ままと いくの」がかわいく、保育園まで送る。自分のこどもに限らず、朝のこどもたちと挨拶したり

せかいのそばに

8月15日(木) 昨夜、友人の家に泊まったので、朝からそこに友人がいる。2カ月前にも泊まっていて2回目。ぼうっとしながら、どうして結婚したら外泊はいけないんだろう、実家は外泊に入らないのはどうしてなんだろう、あてもなく思う。朝に弱い友人が8時ごろに動き始める(言葉どおり、動き出した)。 順にシャワーを浴びて、近所のパン屋さんに行き、友人が作り置きしていたじゃがいものポタージュと煮卵と4種のパンを半分ずつたべる。スイートバーガー、たこ焼きパン、フランスあんぱん、アップルロール

梨ジュースの冷

8月10日(土) こどもと水遊びをしてから、神保町に。めざすは、韓国小説の翻訳を多く手掛ける出版社クオン(CUON)が同階で営むブックカフェ「チェッコリ」。 クオンが出版する ”新しい韓国の文学“ は、韓国現代文学の翻訳シリーズ。現在19まで出ている。選書にもそそるものが多いのはもちろん、一色ベタのベースにさっと置かれるイラストで出来上がる装丁がまた美しい。まだ2冊しか読んでいないけれど、期待を寄せて2冊を購入。 いま読んでいるのは『13 アンダー、サンダー、テンダー』。

月にみえる街灯

8月5日(月) インタビューに立ち会った際、いち読者として話しを聞いてみると、自分の好みがよくわかる。小説の物語性や息遣いのようなヴォイス、繊細な文体や華麗な比喩ももちろん好きだが、なぜその小説を書いたのか、書けたのか、小説家の口から聞くのが好きだ。 そして、ひとつの小説のことをじっくり聞くのも好きだが、小説という面白いメディアをまるごと繰り出して、小説とは何で、何に深いのか、小説を読むとはどういうことか、小説を好むとはどういうことか意見を聞き、自身でも考えて沼に嵌るのが好

横浜は他人の街

noteを開いたら、2014年に当時の恋人と交換日記をつけようとしていた準備があり、もう2019年なのだと突きつけられた。来年のカレンダー製造を進めていても、2020年なんてほんとうに、と実感のないままデザイン案に「かわいすぎる」と呟いている。 例えば、2014年のことを思い起こしたくても、もう何度も思いだしたことがあることしか思い出せない。そんなふうに過去はどんどん遠のいていく。 愛おしい日々である(と将来思う)ためにも、まずは、いいことだけでも残しておこう。残すことは