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【毎年売上120%以上増!】代表が1年を振り返る

こんにちは!
(株)スーパーソフトウエア東京オフィス 広報です。

スーパーソフトウエア東京オフィスは、ありがたいことに毎年売上120%以上の成長をしています。
今回はスーパーソフトウエア東京オフィス代表に、前期である2023年5月~24年4月の振り返りをしていただき、その要因を紐解きます。
その他、社員に伝えたいこと、今後の課題、目標などなど…伺いましたので、ぜひご覧ください🔥


売上を伸ばし続けるために「仕組み」を整えてきた

___ズバリ!どんな1年でしたか?

一言でいえば「ブレークスルー」
ここ数年毎年順調に売上が伸びていますが、顧客からの支持が増えて売上が伸びている中で、さらにレバレッジが効くようになってきたので躍進、ブレークスルーしているといういい流れになっています。エリッククラプトンでいえば、ヤードバーズからジョンメイオール&ザ・ブルースブレイカーズが終わったあたりでしょうか。
IT企業にとって一番重要なものは技術者の総体としての能力です。プロジェクトで技術リードするような技術者の数が多ければそれに伴って、顧客の信頼も得られて会社は安定的に大きくなる。順当に考えれば優秀な技術者の数を増やす、というのが成長の定石です。
ただ、今年は売上を120%成長させるために技術者の能力を120%向上させるぞ、といっても経営的にはアンコントローラブルで確実性がないわけです。経営数字の目標達成を真剣に考えるとそれではいけないし、会社が成長しないかもしれない。会社が成長しなければ当然新たな挑戦ができず、社員の待遇も上がらない、それは望む姿ではないよね、ということで、能力成長と売上成長を切り離して考えられるような仕組み化を進めてきました。それが功を奏して、売上が毎年120%以上順調に伸びていて、同じパワーをかけてより多くの売上につながるというところまで来ています
一方で技術者にとっても、売上達成のために受託プロジェクトで無理をする、納期が厳しいから残業や疲弊するということもなく、成長段階に合わせたプロジェクトで伸び伸びと技術に向き合ってスキルアップできるという、結構いい環境になっていると思います。


___この1年で行った取り組みを教えてください。

会社として長年にわたって信頼関係の深いパナソニックアドバンストテクノロジー社と、新たに「戦略パートナー」関係を結びました。お互いの技術力を活かして、技術による新たな価値創出を行っていきましょうというものです。
技術者によって技術の適用可能性を拡げるために相互協力する、というのは僕自身1人の技術者としてみても非常に魅力的で素晴らしい機会だと思っています。技術者同士の話も楽しいし。その戦略パートナーの最初の取り組みとしてweb3やIoT分野での協力強化が進んでいて、今後はAIなど別分野にも発展させていきたいと考えています。
また、OKIのプライムパートナーというトップレイヤーのパートナーにもなっていて、ソリューションやラボのお客様からも技術力を信頼していただいているので、より技術者集団としての幅を拡げて社会の役に立つシステムを開発していきたいですね。
社内的には量から質へというか、顧客との信頼関係を築ける技術者素養を重視する取り組みをおこなっています。プログラマの会社ではなく、あくまで技術者の会社なので、技術者としての設計・コミュニケーション・ロジカルシンキングなど総合的にスキルを伸ばせる環境作りを行っています

変化に対応できるチーム力、そして顧客との信頼関係が強味に

___組織として成長した部分を教えてください。

「協力体制の確立」が一番成長した面だと思います。技術も営業も、上司、リーダー、若手がそれぞれ役割を担って協力して物事にあたっていく、そういうチーム感が出ている所に成長したなと感じています。特に、40代、50代の技術者がその経験を活かして顧客から信頼を得て活躍しているのも素晴らしいですね。
また、大きい企業だとなかなか小回りがきかないですが、新しい技術分野へ取り組もうとなったときに集中して習得、開発現場で適用して成果を出すといったスピード感ある動きができているのも良い。技術以外の分野でも、新しいことをやろうと言ったときに物怖じせずに突き進める文化は定着してきていると思います。大企業の場合は、参入する以上はそれ相応のまとまった収益を上げる必要があるのでどうしても動きは遅くなりますが、我々のような規模であればまず取り組みながら課題を特定してPDCAを回すようなアジャイルな動きでチャレンジしていく方が良い。この動きに対応できる適応能力の高い人が増えているのも成長しているところだと思います。


___この1年で見えてきた課題を教えてください。

やはり、冒頭にも書いたように顧客の信頼は接点となるリーダーによるところが大きいので、そういった能力を持つ技術者を1人でも多く増やしていきたい。採用もそうですが、育成も含めて、増やしていきたいですね。
この業界は、言われたことだけやる、自分以外の仕事に興味がない、という人は技術スキルが高くてもあまり評価されず、自分の仕事を完遂しつつ、プロジェクト内で顧客が困っていることをできる範囲で巻き取るタイプの人が評価されます。他の業界でもそうかもしれないですが、下のロール(役割)で作業になればなるほどドライに目の前の作業だけ考えていればいいんですが、上のロールになればなるほど人と人の関係や対話が重要になる。
なので、作業者ではなく1人のビジネスパーソンとして他者の役に立とうという動きや姿勢、スキルを持った人を増やすための「技術者教育」に力を入れていきたい


___社員に対して、伝えたいことはありますか?

技術や営業、広報、コーポレートなど仕事に向き合って、本当に真面目によく頑張っていると思います。なにより感動するのは、下のメンバーに指導している姿。自分の仕事をするというのと、人に仕事を教えるというのは全く別の難しさがありますが、その難しさを超えたところに自分自身の成長もあるので頑張ってください。
1つ役に立つことを言うと、ビジネスは今日明日で考えるものではなく、どれだけ顧客や関わる人や周囲の人への「信頼残高」を増やせたかが全てです。100%です。何をやったか、何ができるか、よりも大事なのは、どれくらい信頼を得ているか。相手の期待値を理解して、小さくても約束を守り、誠実に行動する。資格も準備も不要で誰でも出来ることですが、やろうとすると意外と難しい。
これは僕も先輩から若いとき(27年前)に言われて、そのときは「何をまどろっこしいことを言ってるんだ、おまえらのアナログな時代は終わってこれからネット社会だ、デジタルだ」と息巻いてましたが、この信頼の重要性は普通にいまも生き残ってますね。むしろ、デジタル化できるものとできないものが分離され、人間が関わる部分として信頼できる人か信頼できない人かは、昔より大切になっています。
考えてみれば、会社も信頼があるから何億ものお金がやりとり出来るし、株価も国債も信頼でレートが変わります。事業やプロジェクトの成功、提携など大きい物事が動くときは、関わる人の信頼が全てで、個人個人の能力が高い低いよりも、複数人の間での信頼関係が物を言う世界です。イギリスの作家サミュエル・ジョンソンが「信頼なくして友情はない、誠実さなくして信頼はない。」と言ったのは270年も前ですが、現代においても人間にとって重要なことは何一つ変わらないと言えます。

スーパーソフトウエア東京オフィスは、「3つの施策」で新たな進化を遂げていく。

___今期はどんな1年に?

「次の新たな進化」の1年にしたいと考えています。すでに色々と取り組み始めていますが、新しい技術分野でのビジネス展開、および仕組み化をより一層進める、技術者教育・採用という3つの施策で新たな進化を実現していきます。
1つめの新しい技術分野は、web3、IoT、AIといった技術を組み合わせて顧客価値を創造していくといったハードルの高い話ですが、パートナー企業と共に未来に向けて動き始めています。社内の知見もフル活用していく必要があるので、ぜひ様々な協力をしてもらいたいです。
2つめは、既存のビジネスは成長のために重要なので、営業の仕組みをバージョンアップしたり、資金投下して生産性向上といった進化をすすめていきます。
3つめは、技術者としての観点、振る舞い、スキルを養うための教育やそういった素質を持つ人の採用を行っていきます。教育面では、要素技術だけではないAIやロジカルシンキングなどの社内セミナーなどすでに取り組んでいて、こういった総合的なビジネス力の成長を促していきたいと考えています。



スーパーソフトウエア東京オフィスは、これからも貪欲に挑戦と成長を続けていきます!🔥

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