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結婚式のプレイリストだよ

先日、結婚式を挙げました!



前置きはさておきね、私、ほんとにこの式においてはみんなに笑って泣いて食べて、食べて食べて笑って泣いて欲しかったんです。
少し前まで、当たり前のように集って食べて笑って、たまにむせび泣いてたのに、めっきり出来なくなったこの冬からの空気が、ほんとに憎くてたまらなかった。

だから、自分への投資(主に美容)は適当にして、お料理と、そして大好きな音楽に力を注ぎました。


だから、披露宴のBGMプレイリストを惜しげなく、ここにドドーン!と大発表します!!!!!

ちなみに、記事の入り口の画像は私が持ったブーケです。
「私のイメージに合わせて作ってください」だなんて、大胆におまかせにしちゃったのだけど、可愛くて愛しくて、式後に急遽プリザーブドフラワーにしてもらう予約をしました。
たのしみ。。。



披露宴BGM☺︎

入場はまずこの曲。

歓びの種/YUKI

挙式は親族だけでこぢんまり行ったので、披露宴の入場時に友人たちと初めて対面する運びでした。
私たちは、高校時代にYUKIちゃん、およびハチミツとクローバーをきっかけに仲が深まったところがあるので、まず最初は二人ともが好きな曲、そして幸せいっぱいの曲を選びました。

扉の外から聴く重厚なイントロが想像以上に泣けて。
あれやこれやの準備期間の苦労が、扉が開くとともにどこかに飛んでいったのを感じました。
扉が開いたら、友達がみんな泣いていてくれて、私の涙腺も崩壊してしまいました。
歓びの種、強い。
冒頭でこんなに泣くとは思わなかった。
歓びの種は、泣く。

席に着くや否や、ケーキ入刀

前半は明るく楽しく、ほっこりさせよう作戦。
ケーキ入刀は、こちらも結婚式の定番ですが、年貢for you feat.旗本ひろし、足軽先生/レキシ です。
曲のかかり始めで、「ケーキ入刀です!(年貢フォーユー)」で、友人数名が吹き出したのを見逃しませんでした。
和装、そして交際も長かったので「年貢の納め時」というレキシ的瞬間ってことで、収まりも良かったのではないでしょうか。

意外とケーキ入刀の時間が長くて、曲が2巡したのも笑えた。

乾杯のあいさつ


乾杯の挨拶は、ハートスランプ二人ぼっち/円広志。
関西人やから、笑いとりにいってしまうのはしゃあないねん。
探偵!ナイトスクープのオープニングソングです。

乾杯の音頭は夫の友人にとってもらいましたが、あまりに素晴らしいご挨拶で、「ちょっとふざけすぎたかな……」と、スピーチを拝聴しながら反省した。
しかし、ご友人がイントロと共に、ちゃっかりと吉本新喜劇ばりのリアクションを取ってくれて「さすがやな」って思った。

でも、この曲、ほんと結婚式にぴったりな曲だと思う。
歌詞がいいのよ……。ぴったりよ…。
大阪出身の私たちらしい、宴の始まりだったかなと思う。

新婦退場ヽ(^^)ノ

short shorts /Royal Teens
タモリ倶楽部のオープニングソングです。
あの、お尻のね……ここでは愛しきわが兄弟(破天荒)とともに明るく楽しく退場しました。
(新郎友人サイドから「めっちゃ笑い狙うやん」って声が聞こえました)


新郎退場ヽ(´ー`)ノ

1/6の夢旅人2002/樋口了一
水曜どうでしょうのエンディングテーマです。
私はこの曲が流れたときのみんなの反応が見れなかったけれど、深夜番組のテーマソングが3つ並んだところで、「二人らしいな」という感想を多方面からいただきました。

探偵!ナイトスクープはともかく、タモリ倶楽部も水曜どうでしょうも、学生の時は見たことなかった。
夜ふかしはしてたけど。

一人暮らしと遠距離恋愛を始めて、二人の物理的距離は開きましたが、少なからず埋めてくれていたのは夜中の電話と、出会った高校生の時より発達した情報機器端末と、あと深夜番組でした。

お色直し
新郎再入場ヽ(´ー`)ノ

思春期の頃に一番好きだったバンドの楽曲とともに、イケイケな感じで入場しはりました(謎の京都弁)。

新婦入場ヽ(´ー`)ノ

何年も前から「絶対この曲を将来結婚式をすることになったら流したい!」と、想い(重い)夢見ていた一曲。
tiny pride/クラムボン。
決して明るくて甘い未来を夢見るだけはなく、覚悟決めて腹括って歩いていくよ!みたいなメッセージを、言葉では伝えづらいから、こうして楽曲に力を借り、委ねました。

この場面では、父とともに入場しました。
最初の「歓びの種」での入場の時みたいに泣いてしまいそうだから、客席のみんなの顔を見れなかった。
父、歩くのめっちゃ早くて、そしてドレスが歩きにくくて、あんまり曲に意識がいかなかったのが残念だった(笑)

スイーツタイム🍰

お待ちかねのデザートの時間は、aikoを持ってきました。
花火/aikoです。
しっとりしたムードから一転、明るいイントロと共に美味しそうなスイーツが運ばれてきました。
ほとんどゆっくり食べられなかったけど(流し込むように急いで食べた)、大好きなみんながいる空間に、大好きなaikoを知ったきっかけの曲が流れてるの、感無量だったなあ。
お祭り気分な感じと宴の終わりに近づく一抹の切なさをこの曲が表現してくれました。

新婦の手紙

未来へ/キロロ
この曲が発売されたのは、私が小学校低学年の頃だったように記憶しているのだけど、当時母がキロロのアルバムを買ってリビングで聴いていたのが印象的で。
もしかしたら、自分の母、つまり祖母を重ね合わせて聴いていたのかな。
それとも、未来の私を思い浮かべて聴いていたんだろうか。

手紙の内容は、何度書き直してもまるでハッピーサマーウエディングのような内容になってしまったのだけど、案の定嗚咽混じりでの朗読となりました。
曲がかかっていた印象がないぐらい、手紙を読むのに必死でした。

花束贈呈

アイノカタチfeat.HIDE/MISIA
この曲に関しては、母にどの曲がいいかを聞きました。
私が仕事を辞めて実家で無職しているときに(約10ヶ月も実家でニートしてたんだよ)、「義母と娘のブルース」の再放送を私と二人で家でのんびりと見たのが思い出に残ってるんだって。

ここも、花束を渡すのに必死であまり曲に意識が向かなかったけど、いい曲よね……。

退場

ハレルヤ/ザ・なつやすみバンド
晴々とした華やかなトランペットのファンファーレが印象的な曲。
なつやすみバンドの雰囲気、そして歌詞がとても好きなんだ。
なつやすみが終わる前の、まだまだ明るくて陽気なようで、じゅん…と切なくて、儚くて。
手紙と花束で散々泣いたので、この曲のおかげで笑顔に戻ることができました。


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わーい、パチパチー!フワフワー!フゥー!いぇーい!

……と元気に明日からも頑張りたいけど、実際のところ、まだだいぶぐったり。

_| ̄|○


もぬけのKARAが、大尻を振ってます。


式場を決めて丸1年。
春先の延期の決意。
とんでくウン百万。
気配り心配り言葉配り。
親族の体調不良。
収まらないなんとか禍。
動きが鈍い夫。
迫りくる予定。
失われゆく金銭感覚。
出歩けないから情報や協力を得にくいこと。
肥大と日焼けと怪我と体調不良に怯える夏。
……まだあるぞ……。
正直、とっても大変だと思いました。


しかし、ありきたりだけど、親しい人に久しぶりに会えたこと、泣き顔も笑顔も見せ合えたことがプライスレスでした。ほんとに。
とっても大変だった分、ひときわ嬉しいひとときとなりました。
そりゃあ、本当はこんな状況ではない時に挙げることが出来るのなら一番よかったのだろうけど、あんな状況の冬から夏にかけてがあったからこそ、得ることの出来た喜びがある……と、思いたいです。
きっと、そうです。
あまりに一瞬で、夢幻のような時間だったけれど、とっても良い時間となりました。
これからは、失われたウン百万を取り戻すため……がんばり…ます……(´゚ω゚`)ウッ…


どんな対策をしたかとか、禍における結婚式がどうだったかとか、詳しく書きたい思いはありますが、この禍においてはややセンシティブな話題であるかと思うので、控えることとします。
ですが、もし同じような立場に置かれている方(いわゆるプレ花)で、開催や開催方法について迷ってらっしゃる方がいれば、是非体験談を踏まえてお話しさせていただければと思うので、TwitterのDMなどからご連絡ください。

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最後になりましたが、この結婚式をとりわけ精神面で支えてくださった方がお二人いらっしゃいます。

深澤佑介さん!
プロのウェディングプランナーさん。元?いや、プロに元も現もあるでしょうか。いや、ない。プロは辞めてもプロだ。

ぽろっと、式前であることをいつかのタイミングでnoteに書いたところ、「困ってることはないか」と尋ねてくださいました。
実際、困っていることだらけだったので、速攻で長文のDMを送ったところ、快くお返事をしてくださいました。
ありがたい。ほんとありがたい。
正直、あの頃は、実際に何が不安なのかも分からずに、ただ漠然と不安だったけれど、役立つサイトや現状を教えてくださったので、ある程度気持ちを纏めてから担当のプランナーさんに相談することができました。
プロすごい。
あと、深澤氏、みんな知ってのとおり、ほんと熱い男。
ありがとう!ございます!!!

そしてもう一方。

左頬にほくろさん!
こちらのnoteに出会った前は、また禍の状況が悪化してたころで、「また延期かしら…」って、半ば悟り始めていた頃でした。
一体いつ出来るんだろう、もっと早くしていれば、いや、いっそ、式なんて予約しなければ。
そのように感じ始めていた頃でした。

このnoteを読んで、真っ先に、いつも一生懸命、そして柔軟ににこやかに、時に率直に意見を述べてくれる、冷静さとあたたかさを併せ持つ、担当のプランナーさんの顔が浮かびました。
抱きしめたくなりました。

親戚や友人の顔や、やり終えた後の達成感、燃え尽き感のことも想像しました。
燃え尽きた、とは、まさに今の今日のこの状態とも言えます。
このnoteに少し先の未来の光を見たんだよ。
書いてくれて、本当にありがとうございます。


たくさんの人にささえられ、ささやかながら楽しい祝宴を開くことができました。
この場を借りて、皆様に感謝申し上げます。
はーっ、長かった!ありがとう。


最近は特に、あんまり心に余裕がなかった日々ではあったのだけど、少しずつ日常に還ってゆきたい。
そして、また新しいわくわくを追求できるように、毎日を歩いていきたいな。
今後ともよろしくお願いします!!









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