カリギュラ効果とは?
キャッチコピーを考えるときに、
試してみて頂きたいテクニック
「カリギュラ効果」をご紹介します。
カリギュラ効果とは、
「禁止されるほどやってみたくなる」
心理現象のことです。
カリギュラ効果を使うと、
キャッチコピーの反応率を
上げることができます。
たとえば、
次のようなキャッチコピーを
例として考えます。
「家を建てる前に、当社にご相談ください」
これでも言いたいことは分かります。
実際には、この後に、
「無料で相談できます。
また、強引な営業は致しませんので
ご安心ください」
なんて文章も続くことが多いですね。
カリギュラ効果を使って書き直すと、
こうなります。
「まだ家は建てないでください」
だいぶインパクトがありますよね。
家を建てようと検討している方は
反応せずにはいられないでしょう。
すぐには家を建てる予定がなかった方も、
ちょっと気にしてしまいそうです。
他にも、
こんなふうに書くことができます。
✅「もうダイエットは終わりにしてください」
✅「もう英語の勉強は止めてください」
もちろん、
これらのキャッチコピーの後には
「なぜ止めなくてはいけないのか?」
納得がいく理由や解決策を
書く必要があります。
「まだ家は建てないでください」
で終わってしまったら、
「じゃあどうすればいいんだよ!」
と不満が募るだけです。
また、
誤った使い方をしないようご注意ください。
たとえば、
「もう当社から買わないでください」
なんて絶対にダメですよ。
本当に買わなくなるだけですから。
読み手が、
✅「やりたいと思っている」
✅「やろうとしている」
行為を禁止するから効果的なのです。
何でもかんでも禁止しないように
してください。
安易に使うのも禁物です。
カリギュラ効果には
インパクトがありますので、
「やるかやらないかは私の自由でしょ!」
と不快感を抱く方もいます。
カリギュラ効果に限った話ではないのですが
いくら効果のあるテクニックだからといって
安易に多用するのはダメです。
「このコピーを見た人はどう感じるのか?」
をよくイメージしてから
公開するようにしてください。
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