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【宣伝会議 編集・ライター養成講座を修了】ライターって化け物みたいな職業だなあ

宣伝会議主催の編集・ライター養成講座(46期)を今年1月から受講し、先日、無事に修了した。

総論から各論へと講義は進む。
その順序も、アイデアを企画にし、原稿にし、磨いて磨いてコンテンツにする一連の工程を踏む。
だから未経験者でも、課題を通じて嫌でもいくつかのコンテンツを作るようになるのだ。

講師たちは惜しげも無く『技』を教えてくれた。
大先輩たちにこんなにも『育って欲しい、増えて欲しい、一緒にやろうよ!』と思ってもらえているなんて、(ちゃんとした)ライターって凄い職業だ。いい意味で狂っている。

同期は皆、眩しいほど有能で個性的な人たちだった。
毎回別の席に座り、毎回別の人が前後左右に座っても、オンライン参加をしても、よき出会いに恵まれた。

高校にも行っていない私は、自分の学の無さと無個性にコンプレックスがある。有能な人々に囲まれるとどうにも居心地が悪い。
途中で不登校になると思われた私がそうならなかったのは、各々がこれまで辿ってきた仕事/遊び/勉強/子育て/介護等の歩みに上下をつけずに【あなただから書けることがある】と教えてくれた、山田ズーニー先生の講義がきっかけだ。

更に、石川拓治先生の【ぼーっと生きてる場合じゃない。今ここを生きていることが、どれほど凄いことか】という言葉。何かを書くとき、一生忘れたくない言葉だ。
全ての講義が新鮮だったが、私の場合、特に石川・山田両先生の講義は目が覚めるほど刺激的な「人生の事件」だった。

そしてそれらの指導を裏付けるように、横並びでありながらそれぞれのスピードで、それぞれの成長曲線でクレイジーな原稿を見せてくれた同期たちは、お世辞でもなんでもなくみんな師だ。
私にとっては、同期も含めて、恩師だ。

問題はこれからだ。
ヘッポコ編集者から変な編集者、くらいにはなれた気がするが、やはり書く仕事がしたいので、道を模索しようと思う。

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