【Lambラム】かわいい…だと…?
全体的に蒼白い映画です
アイルランドの湿地帯なんでしょうか。基本ずっと霧か雨が曇りなんですよ。
薄暗くて蒼白い、ビタミン不足に陥りそうな素敵なシチュエーションです。
そんな土地で暮らす羊飼いの夫婦が主人公。
産気づいた羊から赤ん坊を取り上げると、2人は絶句します。
羊の赤ちゃんは、頭部は羊ですが、首から下が…。
あ、ハッキリ映すんや
この映画の予告を観たり、あらすじを読んでいた時点では、なんとなくモヤッと匂わせてモヤッと終わるんだろうなあと思っていたので、本編を観た時「あ、ハッキリ映すんや…」と思いました。潔くて好き。
アダちゃんは可愛いだけ
この映画は分類としてはホラーだとかスリラーだとか言われています。
はじめこそ、奇妙な羊の子、アダちゃんがホラー的アイコンですが、2章3章と進むうちに我々観客と、途中参戦してきた夫の弟・ペートゥルは気づきます。
「この子、シンプルに可愛いだけやんけ…」
衝撃的でミステリアスなラストシーンに注目が集まりがちな本作ですが、本当に怖いのは誰だったのでしょうか。
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