フォロワーを増やすとビジネスで失敗する残酷な事実

Twitterで運用している自分の個人アカウントのフォロワー数やいいねとリツイートのような反応数が高くなって喜んでいるようでは、社長として、広報・マーケティングの担当者として失格です。

流石に言い過ぎかもしれませんが、そうやって自分の承認欲求を満たす為だけにTwitterを始めとした各SNSを運用しているのは、ビジネスの世界ではいつまでも結果には繋がりませんし、タブーなのは間違いありません。

タレントやインフルエンサー業をされているのならもちろん、個人としてのブランディングは大切ですし、人気商売ですのでファンを作って媚を売るようなことも必要です。

しかし、多くのビジネスパーソンは人気商売をとは違いますし、フォロワー数や反応数に気を取られている場合ではありませんよ。

一番大切なのは、あなた個人のブランディングではなく、あなたの会社や商品・サービスのブランディングであり、あなた個人とあなたのアカウントはあくまでも一部に過ぎません。

自分のブランディングばかりして、自分個人をアピってばかりで承認欲求を満たしてるくらいなら、今すぐアカウントは閉鎖して二度と自分のアカウントは運用しないで下さい。

仕事の邪魔です。

知名度や人気の高さは成功には直接は繋がらないし、人気商売でもないならフォロワー数をひたすら稼いでも仕方がない。

有名だからって高収益な会社ということでもなく、実力があるという訳でもありません。

人気者になる能力と実力者になる能力は全くの別物です。

社長なら有名になることよりも、実力を高めることを優先した方がいいです。

芸能人が経営してるからってそのお店が本当に美味しい訳でも経営力がある訳ではない。

ビジネスを育てる一つの方法として、ブランディングがある訳で、ブランディングそのものは直接あなたのビジネスを育ててはくれません。

気をてらうような、凄い事や面白い事をツイートしようとするよりも、多くの人達が喜びそうな事をツイートした方が繋がりたいフォロワーは増えます。

より正確に言うと、繋がりたい人達がどんな人達で、どんな価値観を持っていてどんな事に悩んでいるのかを詳細に絞り込み、その人達にとって有益な情報を発信してるアカウントにすべきです。

ここからは手前味噌な話なので恐縮ですが、僕の事をインフルエンサーだと思っている人達が多いようですが、本業は社長です。

なので、好感度は一切気にしてない訳ではありませんが、他のフォロワー数を増やそうとしてるインフルエンサーの人達よりは時にドライな一面もあるかもしれません笑。

ただ、そういう人達より自然体なので下心はありません笑。

SNSコンサルタントとして説得力を持つ為にも、1万人フォロワーを獲得することには執着していましたが、それ以上はあまり求めていません。

もちろん増えたら嬉しいけれど、いいねを押し合ったり、一人ひとりと深く関わってファンを作ろうとは思えない。人気商売をやっている訳ではないので。

別にフォロワーはこれ以上いらないという訳ではなくて、媚を売ったり、人気取り発言や行動を取ってまでファンが欲しいとは思えないのです。

自分にとって、ファンを作る為にTwitterはやるものではないし、ファンは副産物で増えていくものだと思います。本業を忘れてはならないかと。

フォロワー数とかいいねを押し合う、人気商売的な運用を否定するような発言をしておりましたが、それも一つの売り込み方だとは思ってます。

ただ、人気取りばかりしていると、アポが取れても「一度お話ししてみたかっんです!」とか、タレントのような感覚で接してこられる事ばかりが増えます。

もともと周囲で自分を知ってる人や、同じようにただ目立ちたいだけの人からは尊敬されることもあるかもしれませんが、人気者を極めると本当にタレント扱いなのです笑。

もちろん、自分からビジネス系の人達に人気取りをしながらもアポを取ったり、コンタクトしていれば結果には繋がります。

僕が主張しているのは、ただ認知を獲得しようとしたり、フォロワーを増やそうとしてもビジネスとしては無意味だという事です。

繋がりたいペルソナをしっかりと設定して、その人たちと繋がって反応してもらい、その関係者の人達と繋がれればそれが成果なのです。

ファンができたらそれはそれで嬉しいことです。リアルでも自分を好きになってもらえると嬉しいじゃないですか!笑

ただ、ファンはあくまでも副産物として得られるものだから嬉しいものなのだとしっかり自覚して下さい。

但し、Twitterでフォロワーを増やす為の投稿には、下記2つのどれかもしくは合わせ技が効果的ですので、一定のタレント性はあった方がいいです。パーソナルなところへの理解が得られると繋がりやすいので。

1. 個人的魅力(タレント性)
2. 発信力(投稿の有益性)

絶対に1だけでフォロワーを増やすのはオススメしないということです。本業を忘れて承認欲求を満たそうとして迷走してる社長を何人も知っています。

Twitter運用で迷走している会社のアカウントの特徴がこちらです。

・社長や社員がポエムばかり
病んでる?業績が芳しくないと思われる
・自分や自社に酔ってる
無理に現実逃避してるように思える。
・派手に実力をアピールしてる
派手さでごまかしてると思われる。

SNSでありがちな最大の過ちは、取り敢えず注目を浴びればいいと安易に考えてバズるツイートを追求し過ぎてしまうことです。

やり過ぎると、あなたは単なる芸人として扱われてしまい、仕事に繋がるかと思えばお話ししたいだけの人達がわんさか集まって時間を奪われていきます。

仮にド派手な演出で人を集めて採用や集客に繋げても、洞察力が低くて実力の無い人達ばかりが集まってしまい、人材にも案件にも苦労が続きます。

今回は以上となります。

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