【わかっていても】・・・切ない寂しさ
🐈⬛一段と冷え込みが厳しい朝が、続くようになってきた。TLでは雪が舞っていた地域もちらほらと見掛ける。寒いはずだなぁ…いよいよ 冬味が増してきた。暖かさと温かさを兼ね備えた、分厚く深い主様の懐に埋もれたい。文字通り、身も心も全てが溶け込むほどに まったりと滑り込み、私の全てを貴方の器に葬り去りたい。
そろそろ仕事が立て込む時期だから、しっかりと主様を想いながら 前準備に励もう。はーやく逢いたいなぁ・・・と まぁ、毎日想い続けているわけですが、何となく今月は逢えない予感がしている。そして、そんな間に前からたまにやり取りをしている男性から、お食事のお誘いなども頂きつつ。勿論、主様にもご報告済み。それに、全く私の趣味ではない方なので、会う事はないだろうなぁ、と現時点では思っている。
主様に逢えず、心がやさぐれた状態でその寂しさを他の誰かに会って、気分でも変えよう!などとして会ってみても、大抵悪化するのは心得ている。これが、同性のお友達なら話は違うのだろうが、こちらに気がないからと安易に会ってしまうと、気分が変わるどころか恐ろしく主様に逢いたくなるから、危険な行為だと分かってもいる。異性でも、もっとフランクにお茶でも出来るような健全な関係のお友達になれるのなら・・・どんなに楽だろうか。
🐈⬛そして、主様との時間は、三年と二ヶ月が経過した。もう来月は、出逢ってから四度目となるクリスマスがやってくる。月日の経過は頗る早いけれど 、それに伴い 自分は何か 成長出来ているのだろうか?自問自答を繰り返す日々・・・この先も変わらずきっと。「お前は成長出来てるでしょ?」と主様。そう見えるなら、それは貴方の躾けのお陰であります。
変な頑固さや拘りも強いし、我儘も言うしおまけに気分屋の天邪鬼・・・だけど、貴方がきちんと包んでくれるから、素直に話せるようにもなったし、自分の事だけじゃなくて、周りの事も少しづつだけれど見えて来るようにもなった。だから少し面倒な事があっても、自分できちんと考えよう!と思えるようにもなった。分からない事はすぐに相談も出来て、素敵な提案や、納得いく回答を貰えた。
割と初期に「俺は釣った魚に餌はやらないタイプだよ」と言っていた。「餌をそのまま与えるんじゃなくて、餌を食べる為にはどうしたらいいか?を自分で考えて実行できるように導く事しかしないよ」と。こう言われた当時は「ふむ・・・なかなか厳しい人だなぁ」などと、自分の事なのにどこか楽観的に考えていた。けれど、毎日やり取りを続けるうちに、その意味が徐々に解って来た。そういう時は、質問しても、すぐに答えは返してくれない。
「お前はどう思うの?じゃ、どうしたら良いと思う?」など、まず私の考え方を聞いてくれる。だから「私はこう思ったから、こうすればいいのにな~」などと返す。すると「なるほど、ではこうなった場合、これはどうなると思う?」と、また違う角度からの返答がある。「はっ!そうか・・・じゃ、こっちの方が良いのかも??」・・・こんな具合に、少し私にも考えさせてくれる時間をくれる。初めの答えをすぐに否定したりもしない。
🐈⬛更に、答えを押し付ける事もしない。所謂「こうしろ!ああしろ!」と一方的に言う事がない。考え方を聞いた上で柔軟に「話」をしてくれる。たまに、物忘れが激しい時もあるけれど、穏やかなのに逆らえない、逆らいたいと思えないポイントの一つだ。最も大事な事だけど、主様は「恐怖」や「依存」を植え付けてからの精神支配は絶対にしない。恐怖や依存は、支配したい人が一番手っ取り早く治められる「手段」・・・ただ、長続きするとは到底思えないけれど。
だから、その手っ取り早い手段を使う人は大抵、支配した後のプレイだけを目的にしている事が多いので、何一つ信用ならないとすら思っている。自分が欲している目的が同じであるならば、分かり易くて簡単なのかもしれないけれど・・・。この関係性とDVが紙一重だと思えてならないのは、こういうところだ。私は、それを望んではいないし、その面倒であろう道程を、余裕をもって愉しむ事が出来る人に私は囚われていたいと思う。そして、主様がその後者であった事が本当に嬉しい。
私だけを何度も何度も、ぐちゃぐちゃになるまで使っては、優しく抱きしめてくれて、私のご奉仕にふにゃふにゃになってくれる。性を追求するなら、とことんまで、そして二人が同じ方向を向いていないと頂点まで昇り詰めるような快楽は得られないのかもしれない。身体の奥深くにある「中心」と、心の一番奥にある「芯」、このどちらもが同時に「気持ち良い」と思えなければ、満たされる事はないのかもしれない。
🐈⬛寒さは響くけれど 陽射しが明るく 良いお天気になったある日。実はその前日、主様に対しての不満をぶつけてしまった。予感は的中・・・11月は逢えないらしい。いつも思うのだけれど、環境が変わらないからと、何も変えようとしないのとでは違うと思う。結論が変えられないなら、その過程で工夫をするとか、結果後のやり方を変えるとか・・・何かそれを補う方法を考えたい。ただもう「仕方ないね」という理由だけなら嫌になるだけだから。
時期的な事で仕事が立て込むとか、そういった理由なら割と暇な時期に逢う回数を増やすとか、通話を増やして寂しさを緩和してみるとか、やり方はあると思う。確かに、主様のお仕事は「人」相手の都合によるものが大きいから、なかなか「お休み」を取る事が難しい。お休みを取っていても関係なく電話はかかってくるし、トラブルは起こりやすい。
だからこそ、逢える時間は貴重だと分かってはいるし、そのお仕事に対する大変さも痛い程理解できる。「わかっていても」・・・逢えないと寂しいし、やる気もなくなる。そうなると、何故もっと頻繁に会える人を選ばなかったの?という自問自答が繰り返される。
でも、いくら逡巡しても「主様」以外の選択肢は無い。だからこそ、何とか乗り切れる工夫が欲しい。自分に言い聞かせながら、次の楽しみを待つ。「待つ」事しか出来ない私だから、とてももどかしい。
🐈⬛さて11月も終わり、日毎に寒さが増してくる。朝もしっかりと冷えていて、今年も残り僅か。色々と一年が毎年早く感じる。最近は界隈にいても、居ないようなモチベーション。主様が大好きで、愛おしすぎるには変わりないけれど、この時期は寂しさが増す "寒いから"という理由にしておこう。
そして、結果やはり色々と調整は頑張ってくれたけれど、11月は逢えなかった。だけど「12月の初めは逢えそう!」と、バタバタながらも、時間を確保してくれそうな主様が、大好き。「逢える時間は、本当に癒されるし楽しみなんだ」と言ってくれるから、その時間が噓にならないようにしたい。
私だって、楽しみしかないんだからね!!きっと何をするでもなく、重なりあっていられたら、もうそれで私は満足するんだろうな。TLで流れて来た、お馬さんが、脇目も振らず一心に、全力で走る姿が美しかった。ただ、ただ、駆ける事が最上の幸せだと見せつけるように、目をキラキラと輝かせ、四肢を大きく呻らせて水際を颯爽と走り抜ける。
駆ける視線のその先に在る、主様へと続く道程を真っ直ぐに目指したい。そこへ辿り着くのが 楽しくて嬉しくて仕方ない!と、言わんばかりに。視線の先の主様の存在に辿り着く事が、私が私である理由だといいな。ずっと見ていたくなる輝きと共に生きていたいから。
🐈⬛be continued🐈⬛