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「長い文章を読み慣れるためには、読みやすいものから読む」が全言語共通な気がしてきた

突然の質問だけど、これまでマンガしか読んできてない人に

「活字を読みたくなったんだけど、文字だけの本とか読めそうになくて。
それでもそろそろ自己啓発本あたりから読んでいかなきゃといけないと思ったんだ。何読めばいい?」

と、聞かれた場合、あなたならなんて答えるだろうか?

そこで巷で話題の自己啓発本をどーんと薦める?相手はマンガを主に読んできた人ですよ?序盤で挫折する可能性が高いと思いません?

えすえすの場合は、
「特に有名タイトルだったらマンガでも出ている本があるから、気になったものから読んでみたらどうだろう?マンガで。
完全マンガというより、マンガ→解説で文章ターン、って構成の本が多い印象あるから、そこから文章だけ読む練習にもなると思う。

もしそこから詳細を知りたくなったら原書を読んでみてもいいし、マンガは無いけど開いてみて読みやすいって感じた本を見かけたら、それも試しに読み始めてみてもといいと思う」とか答えてみる。

個人的にこれに該当する自己啓発本のコミカライズとして、「まんがでわかる 7つの習慣」シリーズをオススメする。絵がキレイだし、文章だけのターンもコンパクトで読みやすい。なお、原書については積んでいる。

また、コミカライズではない本なら、「超訳 カーネギー 人を動かす エッセンシャル版」などの、1つのテーマについてコンパクトな分量で読みやすいタイプの本をオススメする。なお、こちらも原書については挑戦しかけて積んでいる。

と、日本語で活字だけの本(今回の場合は自己啓発系)を読みたい人にはこんな感じでアドバイスしてみるだろう。

他、自己啓発本に限らず、「小説を読みたい」人にはアニメや映画を観ている人で原作本があるならそこからトライしてみる、「エッセイを読んでみたい」となったら好きな著名人で本を出している人がいればその人の文章から読んでみてとかも言ってみる。

ただ、これが英語の長文となると、なんだか一辺倒な返ししかしていないということに気付いた。TOEICコーチの端くれとして書くなら、「TOEICの長文」だ。

「英文を読むしかないです」と、答えたことがある。Part7の長文だ。

でも、なんか足りないな、って想いでどこかモヤモヤしていたし、日本語の本のオススメみたいに英語の文章でももっとなんか言うことあるんじゃない?って気持ちがむくむくと大きくなってきた。

そこで、いろんな角度から掘り下げてみたいと思う。

まず、英語の試験対策として英文は読んだほうがいい。

これはリスニングと同じで、聴かなければ聴けない、読まなければ読めない。と、感じている。

ただ、人によって聴くのは得意でも読むのは苦手、もうどっちも苦手なんだがって人もいるだろう。

少しでも英文を読んでもらうためにどうアプローチするか。

えすえすなりに思うTOEIC的オススメは以下の通り。

・リスニングのスクリプトを読みまくる。
・Part5の短文が読めるならそこを解きつつ読みまくる。
・Part7の読みやすいジャンルを見つけて、その文章から読みまくる。
・Part7の読みやすいジャンルなんか無いわ、ってなったら問題と選択肢のフレーズや文章から少しずつ読んでみる。

「どうしてもTOEICの文章イヤ!!受けなきゃいけないんだけどTOEICの文章クッソつまんない!!TOEIC以外で読みやすいものなんか考えて!!」
ってもし言われた場合は、以下を提示させていただきたい。
いやそれでも一応TOEICの文章も読んでほしいけども。

・中学英語や高校英語の教科書がもしあるならその文章から読む。
・ラダーシリーズの、日本語で読んだことがあるストーリーや、気になる本をあまり単語を調べずに読んでみる。
・読んだことがある日本のマンガで、英語版のものが世に出ているなら読んでみる。
※日本のマンガと比較してコスト高めのものが多いので注意
・動画を字幕付きで観てみる。
・映画をよく観てる人なら、映画のスクリプトをシーンに合わせて読んでみる。(結構「映画の原タイトル+screenplayやscript」で検索するとネットでゴロゴロ出てきたりもする。あとkindleあたりでもいろんな価格帯で読める。極力公式を推奨したいけど)
・好きな洋楽の歌詞を読んでみる。和訳は和訳も載せてくれてる方のページを読んでみるレベルでよき。

TOEICの文章、TOEIC以外の文章でも、日本語の文章でも英語の文章でもえすえす的に共通しているものとしては、

「あなたがこれまで読んできたもので、イメージしやすい文章から読んでみてほしい」である。

ちなみに日本語で読んだことがある海外翻訳本の原書を読んでみる、については勉強したての方にはおすすめできないかもしれない。
(ハリー・ポッターシリーズの洋書は結構ハードルが高めらしいとはよく聞いたことがある)
(ちなみに、ラダーシリーズで好きなLevel1で読みやすい「美女と野獣」についても、kindleで見かけた一般版とみられる洋書を読んでみた時にチンプンカンプンすぎてすぐやめた、という経験がえすえすにもあったりする)

TOEICの文章も、ビジネス英語といいつつジャンルがさまざまだ。

メール文書があればチャットあり、請求書っぽいもの、ニュース記事っぽいものや店舗のイベント案内など。

自分が仕事や学校の専攻で触れてきて馴染みがあるジャンルを見つけたら、そこから読みまくることをオススメしたい。

え、それだと他の大多数読めないままじゃね?

とはまあ言われると思うけど、

まず得意ジャンルが一個でもできれば、あとはその得意ジャンルで定番表現を覚える、解き方や解くためにどのへんを読むかなどのポイントや流れを他の文書ジャンルでも応用していって、少しずつ読めるものを増やしていくことができる。

得意なものから読み進めていき、勉強の足がかりを作っていくようなイメージ。まずひとつ得意だと思うジャンルを読みまくることから始めてみてほしい。

もちろんTOEICの場合は本文が読めるだけでは足りない。本文を読んで問題に答えなければ正解数は上がらない。

それならそれで、本文の文章量にお腹いっぱいになるなら、問題と選択肢からじっくり読んでみる。なんだかんだ単語の勉強にもなるし。

そこから本文を読んでいって、「この問題と選択肢ってこのへんのこと言ってるなー」って分かっても、なんか正解を選べない・・・?ってなったら、パラフレーズされている可能性を疑い、単語や熟語を調べてみる。

その繰り返しで読めるようにしていくのが、読むためには大切になっていく。

TOEIC文章では公式問題集シリーズが公式だし一番読んだほうがいいとは思うんだけれど、「公式問題集がレベル的に難しい」となった場合は、初心者特急シリーズのPart6、7をおすすめしたい。

一つの文書が読みやすい分量で、abceedのアプリを使えば音源も聴けるけれど、正直多聴音源としてもえすえすはよく聴いていたりする。


とか、長々いろいろ書いてきたけれど、

長い文章を読みたいときには、何語でもイメージしやすいものから読む、が大切じゃないかなって思いを込めまくった記事でした。

具体的なオススメはTOEICについてなどまだまだ触れてないものばかりなので、もっと詳細教えてって方がもしいたらコメントなどいただけたらえすえす的なオススメをお答えします。公式以外のオススメがありすぎて、もっと長くなるので触れるのやめたんです()

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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