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両親以外で愛を教えてくれた人

私が日頃からお世話になっている人

会社では上司であるが
休日にはゴルフやご飯に行ったりと
公私共にお世話になっている

私が想像していた会社付き合いの
人間関係では無い

同じ空間に居ると安心する
色んな話が出来て楽しい
同時に生き方、言動、行動、姿勢、考え方
全てが学びになる

怒る事は無く諭す
大切な事は愛を持って伝えてくれる

恋愛の話も大好きで
いつも私の結婚を心配をしてくれる

そして
『〇〇〇の結婚式はおれが挨拶する』
と言ってくれている
こんな嬉しい事があるだろうか

何度かスピーチを聞く機会があったが
皆が和むエピソードに加え
笑いも入れてくる話術の持ち主

ある時の結婚式では
ユーモアなスピーチに盛り上がり
その場でファンが出来てしまった

主賓並みに写真の行列が出来た程

社内だけでなく関わった人を
ファンにさせてしまう人柄

なぜここまで人を惹きつけてしまうのか
近くで関わらせてもらった中で
私が感じた事を記したい

なぜこの男に関わる人が
惹かれてしまうのか

一番に家族の様に接してくれる
朝の挨拶から始まり
第一コンタクトで調子を察知
悪そうであれば心配してくれて
外見が変われば気付いてくれる

会話内容は世間話から
家族の話まで幅広い
誰がどこ出身でどこに住んでいるか
親や兄妹の事まで色んな事を把握している

仕事はトップに君臨しながらも
物腰は柔らかく部下を否定しない
挑戦させてくれ口では言わないが
『責任はおれが取る』のスタンス

部下の成長する姿を誰よりも喜び
部下の良さを周りに嬉しそうに話す

困難な状況でもあの優しい笑顔で
『大丈夫、〇〇〇ならやれる』
と言ってくれる
この言葉で何度助けられただろうか

会社での役職が上がっていく事が
人をそうさせるのかと考えた時もある

しかし周りを見渡せば
あらゆる所で上司への不満
そんな上司は部下の不満を漏らす
互いに会社関係だから成り立っている

『この人の為に . ...』
なんて言葉は聞いた事が無い

私の職場だけは違う
『あの人の為に...,』
『あの人が言うなら...』
こんな言葉をよく聞く
歳は若手から定年前の人までと際限無し

『あの人』とはいつもその男

ここで分かるのが
昔から上記で述べた様な
人間だったという事

立場は変わろうと中身は変わっていない
人と家族の様に接する

関係が深まる中で知った事だが
自身は早くに両親を失ったという
早くに結婚したのは
家族への憧れが大きかったとの事

私の推測だが
この経験が強烈な家族愛へと変わり
自身の家族だけでは溢れてしまい
周囲にも降り注がれている

私が唯一叱られた事に
家族が関係している

私の地元である田舎で
大きな地震があった時に
『両親は大丈夫か?』と心配してくれた

私は友人との連絡で状況を知り
家族も無事であると考え
確認してもいないのに
『大丈夫だと思います』と答えた

日頃から両親と連絡を
取らない私を知っているからこそか
『こんな時に何で連絡してあげないのか』
『最低やな、見損なったわ』

私は『愛』を注いでもらうばかりで
大切な部分が不足していた
これをきっかけに
両親に対する態度を改めた

自分の事よりも周りの人間を想う
周りが幸せである事が
自分の幸せである

関わる中で強く感じたメッセージ
愛を与えてくれて
愛の大切さを教えてくれる男
こんな男になりたいと心から思う
人生のヒントになれば嬉しい

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