小匙の書室186 三島由紀夫賞発表
⇧まずはどうぞ、こちらもご覧ください⇧
新潮社が企画する、この時期の二つの大きな賞。
それが、『三島由紀夫賞』と『山本周五郎賞』。
⇩山本周五郎賞についてはぜひ以下の記事をご覧ください⇩
山本周五郎賞と比べて三島由紀夫賞は私に馴染み深いわけではないけれど、過去の受賞作を振り返ってみれば『旅する練習』や(未読だけど)『かか』『阿修羅ガール』など、知った作家の作品が並んでいるので、絶対に無縁とは言い切れない賞なのです。
であれば、せっかく『山本周五郎賞』も取り上げるのだから『三島由紀夫賞』にも触れるべきであろうと私は思ったのです。
実際、今回の候補作には(未読ではあるものの)名前を知っているものや『みどりいせき』がありましてね……山本周五郎賞同様、無関係ではなかったのです。
それでは長い前置きはこれくらいにして。
受賞した作品をご紹介。
ダラダラダラダラダラダラ…ダン!!
みどりいせき/大田ステファニー歓人
です!!
おめでとう御座います🎉🎉
候補作のなかで唯一読了していた作品であっただけに、喜びも一入。これを機会に、『闇バイトの中にある彼らなりの普通の暮らし』の衝撃と、バイブス高めでリリックみたいな文体が広まってくれると良いですねぇ。
⇧感想記事もありますので、是非ともご覧ください⇧
三島由紀夫賞と山本周五郎賞は同日発表なので、私からすればものすごく贅沢な一日だなあって思っちゃいます。
他の候補作も機会があれば手に取りたいです。
そんで来年の賞に向けていろんな小説と出逢い、心を震わせたいところ。
ここまでお読みくださりありがとうございました📚
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