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函館市は事業者差別をヤメロ!

>函館市新型コロナウイルス感染症緊急対策 第2次補正
>函館市公共交通事業者等特別支援金
>3.対象要件
>(1)函館市内に営業所を有する事業者
>(2)次に該当する業種を営む事業者
>② タクシー事業(福祉輸送事業限定事業者を除く)

福祉輸送事業限定事業者を除くってナゼ?

【函館市企画部政策推進課に電話しました】

自分「なぜ福祉輸送限定事業者を除くのですか?」
担当者「今回の支援金は観光事業で打撃を受けている事業者へのものであり、介護タクシーはその意味で比較的影響が低いから」
自分「では福祉輸送限定事業者は医療介護あるいは福祉部門からの給付金が出るのですか?」
担当者「それは担当の部署が違うので確認が必要です」
自分「介護タクシーでも観光送迎はします。実際に自分は昨年の6月以降に実績があり、今年は見込みが無いと思っているのですが?」
担当者「そのような意見があったと(略)」

わたしは介護タクシーは公共交通だと思って事業を継続しているので、今回の函館市の判断と回答には全く納得していません。ただ政治家に知り合いもいないし、コネで物事を動かす気も無いので、今のところ『函館市長あての要望書』を作り、インターネット上で署名を集めようかと思っています。

函館市は障害者が観光しないと思っているの?

【追記】

函館市保健福祉部障がい保健福祉課社会参加・事業担当にも電話しました。この部署は函館市のタクシー乗車券を扱っており、介護保険外サービスである介護タクシー事業者と函館市との接点でもあります。
自分「介護タクシーにはタクシー事業者としての支援金が出ないと企画部から説明がありましたが、医療介護あるいは福祉事業者に対して支払われる(事業継続)給付金には、介護タクシーは該当しないのですか?」
担当者「調べて折り返し連絡します。時間がかかります」とのことでした。

函館市長工藤寿樹「日本一の福祉都市めざす」

函館市は言わずと知れた観光都市です。そして函館市長の工藤寿樹は「日本一の福祉都市を目指す」と『公約』しています。介護タクシーへの支援金不支給問題は、函館市長、函館市役所、函館市議会それぞれが自分達の評価につながる課題だと思いますよ。この記事をアップしたのは2020年6月1日です。間もなく函館市議会定例会が始まります。この議会で2次補正が議決されるでしょう。それはつまり介護タクシーへのタクシー支援金不支給を、函館市が決めることとイコールです。

函館市長、日本一の福祉都市を目指すという公約を無視するのですか? 

函館市議会さん、函館市は障害者が観光しない街だ、と採決するようなものですよ? 

函館市役所さん、いまどき行政に差別意識を持ち込まないでください。常識を身につけてください。

繰り返します。介護タクシーは公共交通機関です。そして、

介護タクシーは感染リスクと向き合い事業を継続シマス🙂

函館市議会議員の皆様へ

函館市企画部政策推進課担当者T氏は、函館市新型コロナウイルス感染症緊急対策 第2次補正『函館市公共交通事業者等特別支援金』の給付対象から、(福祉輸送事業限定事業者を除く)とした理由について、次のように説明しました。「今回の支援金は観光事業で打撃を受けている事業者へのものであり、福祉輸送事業限定事業者(以下、介護タクシー)はその意味で、比較的影響が低いから」。

私はT氏の判断について、次のような理由で否定します。①介護タクシーも観光目的の利用はあります。現に当社は、昨年度6月以降において実績があり、今年度にはそれが見込めないと危惧しています。②介護タクシーは一般タクシーと同様、公共交通機関です。感染リスクと向き合いながら病院送迎などの事業を日々行っており、支援金給付対象外となる理由が見当たりません。③介護タクシーは国土交通省の管轄であり、介護保険外サービスです。医療や介護、福祉などの分野からの給付金も見込めません。

全ての函館市議は、上記議案に賛否を表明される前に、もう一度次のことを考えて下さい。

・そもそも函館市は「介護タクシーは観光利用が少ない」と、何を基準に、根拠に判断しているのか、我々事業者に対し数字で示すべきです。

・これは介護タクシー事業者への給付金不支給問題です。福祉輸送事業限定事業者に対する、事業者差別であるということを訴えます。

・障害者も函館観光をします。函館市は障害者が観光しないとでも思っているのか。あるいは障害者は函館観光に来なくていいとでも思っているのか。これは事業者差別であると同時に、函館市による障害者への人権問題です。

今まさに函館市の良識が問われています!

#函館市 #介護タクシー #事業者 #障害者 #差別

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