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ビジネス現場で使う英語② 「問題がある」は英語でなんていう?

国内外のメンバーと英語メールやチャットのやり取りの中で、きまって出てくる単語やフレーズが結構あります。

もちろん日本語の文章と同じく、「人によって文章のクセがある」ともいえるのですが。(これがまた結構興味深い)

でも一般的に、「問題があります」と相談するときの「問題」って、なんて言うと思いますか?

問題というと、「トラブル(trouble)」? 「プロブレム(problem)」とかがすぐに頭をよぎりがちですが…。

意外とその単語は出てきません。

仕事で誰かにに相談したい問題に対して普通に使われるのは、どのような言い回しでしょうか。

その解は、「issue」です。一番出てくるのはこれですね。

NHKのラジオ英会話でよく大西先生が仰っていますが、この単語は、問題が「ニョキニョキっと出てくるイメージ」なんですね。本当にいつもよく使われます。「(予想外に発生した)対処しなければならない何か」といった感じの「問題」です。

逆に「trouble」と言ってしまうと、何かごちゃごちゃと絡み、面倒なことに発展している揉み合いみたいなイメージが連想されます。人対人、または人対機械(原因不明のサーバトラブルとか)において発生する、厄介な解消すべき問題です。

ですから、普段の業務ではあまり使われていません。(そもそも、そんなに頻繁に揉め事が起きていたら困りますよね)

そこで「issue」を、「タケノコのようにニョキニョキっと生えてきている、検討→解決策を探る問題」として、イメージを脳内に格納しておくといいのかもしれません。

または、モグラ叩きゲームのように、「モグラが想定外にあちこちと頭を出してくる問題を端から叩く図」としてイメージするのもいいかもしれません。私はこっちです。感情など交えずに、粛々と対応する場面によく使われるイメージです。

「problem」は、先日のボキャブライダーで出てきました。「解決されるべき問題」に対して使われると説明されています。issueも同じく、解決されるべき問題ではありますが、problemは、「害がある」ことや、算数の問題のように解かなければならない問題について使われるとのこと。

ついでに、同じボキャブライダーの回で、「touchy」という単語が「微妙な、やっかいな」という意味で紹介されていました。

例文)Nobody wants to talk about that touchy issue.

これ以外に、「手がかかる」「ちょっと気をつけないと」という意味での「やっかいな」のニュアンスだと、「tricky」という言葉もよく聞かれます。「引っ掛かりやすい罠」って感じですかね。


さて、次のクエスチョンです。

「それは私が悪かった(私の間違いです)」は、カジュアルになんて言うでしょうか?

これまた意外と、「間違い」を「mistake」と言うのにあまり出くわしません。


続きは次回に!

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