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みぎ、ひだり、右、左、右、左で歩く

YouTubeで成田悠輔さんの動画を一度見たら、丸と四角のメガネをかけた人のサムネイルばかりがレコメンドされるようになった。最近のアルゴリズムは優秀だけれど、ストーカーみたいでちょっと怖いところがある。

レコメンドされたなかの一つに、小松美羽さんという芸術家との対談があった。アートのことだけでなく、私が普段全くかかわることのない、スピリチュアルな世界の話を聞けて非常に興味深かった。


小松美羽さんの絵を言葉で説明するのは難しいのだが、日本の自然や神獣などにインスピレーションを受けて、作品を描いているらしい。

小松さんは感性の人なのだが、成田さんはスピリチュアルな話にも理論的に考えられる側面がある、というような内容の提案をされていて、否定することなくお話されているところがよかった。お二人の空気感を文章で説明するのは難しいので、気になる方はぜひ動画を見てほしい。


私が小松美羽さんの言動で一番心に残ったのは「右(みぎ)、左(ひだり)、右、左で歩く」と言っていたことである。みぎ、ひだり、右、左、右、左ということだけを意識して歩くと、邪気がなくなり無邪気でいれる、というようなことをおっしゃっていた。

私はそれを聞いて、瞑想に近いものを普段の生活の中に取り入れる、いい方法だなと思った。忙しい現代社会では、瞑想だけの時間を取るのがなかなか難しかったりする。

私が習っているヨガのレッスンに、吸う呼吸と吐く呼吸だけに意識を向ける時間がある。目をつぶって呼吸に意識を向けるだけで、心がちょっと落ち着く。その効用をわかってはいるのだが、なかなか生活に取り入れることができていない。

歩いているときにみぎひだりを意識するのも、呼吸に意識するのと同様、一連の繰り返しを意識して「今ここ」に集中する時間になる。今風に言えば、マインドフルネスということだろう。


先日、みぎひだりを意識して歩いてみたのだが、すぐに雑念が浮かんできて無邪気には程遠かった。行為自体はシンプルだけど、しっかりやろうとすると難しい。みぎ、ひだり、右、左、右、左、、、


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