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顔の下半分に難を抱える人間として生きてきた

タイトルの通りだ。

自分の顔を客観視すると、目元はメイクをしている状態であれば人並みくらいの大きさはあると思う。
眉毛は放置すると両津勘吉と化すが、日頃から手入れはしているので悪目立ちしないほどの太さ、角度を保っている。
鼻は特に特徴がない。やや鼻の穴が目立つ気もするがまぁ許容範囲内だろう。


問題はその他である。
まず頬骨が出ている。南原清隆というワードが頭をよぎる。
かつ、加齢によりなんとなく顔が伸びている。

そして一番の問題は口元だ。私はここにコンプレックスを抱え続けてきた。

単刀直入に言うと、歯並びが悪い。前歯がデカいのだ。
デカいから、本来他の歯が生えるはずのスペースを逼迫している。
その結果、
・片方の前歯は収まりきらず、前に出ている
・もう片方は定位置に収まっているものの、その横の歯が奥に引っ込んでいる
という出っ歯とガチャ歯を併発するという由々しき事態になっている。
ついでに笑うと歯茎も出る。前世でどんな業を重ねたらこんな口元になるんだよ、と本気で思う。

イメージとしては、福岡ソフトバンクホークスの周東右京選手と今宮健太選手の歯並びを融合させてガミー要素をプラスした感じである。(すぐ野球で例えるのやめろ)

↑周東右京選手。彼も前歯大きめである。しかしイケメンなのでそれもチャームポイントとして愛されているようだ。
既に治しているか、現在もそのままの歯でいるかは把握していない。

↑今宮健太選手。こちらは現在既に歯並びを綺麗に治しているようなので侍ジャパンの時の写真です。


以上を踏まえて私の自画像を描くとこんな感じである。(iPadで描きました)

うん。我ながらイイ線いってる気がする。
身バレが心配なくらいだ。
唯一好きなパーツ「下まつ毛」はかなり強調させてもらった。

言い忘れていたが私はホクロも多い。しかしそれに構っていられないくらい他にコンプレックスが多いので、もはやあまり気にしていない。

ちなみに、多感な時期に何度か親に歯列矯正をお願いしたことがあるが許可されなかった。
「噛み合わせに影響はないって先生が言ってた。アンタはすぐに何でも欲しがるけどそう思い通りにはいかんのよ」みたいなことを言われた気がする。
「アレが欲しい、コレが欲しい」みたいなワガママと歯列矯正って全然違くないか…、と思いつつも反論する気力もなく断念した。
まぁ実際には費用面が原因だったんだろうな、と察している。

そんなこんなで、自分の顔面のアラに目を背けながらここまで生きてきた。
社会人になってすぐ、ローンを組んで歯列矯正を始めなかったことはめちゃくちゃ後悔している。
今からでも遅くはないんだろうが、審美的な問題で自分の歯にお金を使うくらいなら子どもの将来の為に残しておきたい、という気持ちがあり中々踏ん切りがつかない。
…というのがこれまでの自分だった。

そんな時に突如やってきた、マスク生活。
私はかつて医療機関で働いており、仕事中はよくマスクを着用していたのであまり抵抗はなかった。

そして実感する、毎日マスク生活の快適さ!

いや、息苦しさや肌荒れなど、実際には快適なことなんて何一つないのだが、顔の下半分が隠れる、というだけでも絶大なる安心感があるのだ。

爆笑しても歯が見えない。盛り上がる頬骨や間の抜けた輪郭もある程度隠せる。
これだけで随分自信を持って外を歩ける気がする。

↑先程の自画像にマスクを着用させてみた。
やや頬骨が主張しているが、だいぶ印象が変わるのでないだろうか。

もちろん、臭いものにフタをしている(自分の顔面を臭いもの扱いする悲しさよ)だけなので現実は何も変わっていない。
ただ「顔の下半分を気にしないで生きる」ということがこんなに快適であるならば、マスク生活が続くうちに矯正なり差し歯(セラミック矯正って結局差し歯だよね?)なりについて本気で考えたいな、と改めて思った次第だ。

ちなみに、KF94ならAirlish(いつもQoo10でまとめ買いする)、プリーツタイプならエリエールのハイパーブロックマスクが私のお気に入りだ。
つけ心地と機能性がナイス!

※マスク生活は快適と言ったけど、コロナ自体は一刻も早く終息するように心から願っています。
最近は感染者数も少なくなっていますが、第6波も懸念されるので引き続き感染対策を徹底していきたいですね。

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