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過去を振り返るのは女 

過去にとても傷付けてしまった人がいる。別れたパートナーだ。
遠距離恋愛を経て結婚したけど、あっけなく私が終わらせてしまった。

その人とは近くで自然災害等があると気になって連絡をしていた。最近はもうお互いに家庭を持ったことがわかったし全然連絡もしないけど、思い出すことも多くてモヤモヤするので、ちょっとここに吐き出させてください。

相手の好きだったところ

  • 私の話を興味を持って聞いてくれた

  • 私の良いところを素直に褒めてくれる、羨ましがってくれる

  • 私の好きな物を一緒に好きになってくれた

  • 自分の仕事を頑張っている

  • まじめ 勉強も仕事も

  • 状況把握が上手

  • 何でも挑戦してみようとしてくれる

  • 効率を重視する


相手の苦手だったところ

  • 面倒くさがり 特に対人関係に

  • コミュニケーションを積極的に取らない

  • 察して黙る

  • 他人に厳しい

  • 好きな人に優しすぎる

  • わがままを言わない

私は昔、結婚して半年くらいで離婚をしたんだけど、私は自分のことだけを考えてズルをしてしまった。
当時の私は、自分一人で何でも上手くやろうとして、辛くなっていた。
新卒で入った会社を2年も経たずに辞め、キャリアも収入もなかったこと
友達がいなかったこと、地元を離れたこと、初めて他人と暮らしたこと
家計のやりくりがよくわかっていなかったことなど、不安がいっぱいなくせに強がって、パートナーにあたってしまった。
不安を取り除くように色々と手を貸してくれていたはずなのに、私はその手を振り払って、パートナーではない人に甘えていた。
そもそも私は「知らない土地で0からのスタートでも私はできる!」という見栄を張ってしまって、弱音を吐けなかった。
家に一人でいて家事しかしない、誰とも話をしないで1日終わることや、地元とは比にならないくらい人で溢れかえったハローワークに行った時の怖さとか、せっかく転職した会社が倒産しそうで3ヶ月で辞めたこととか、事実として伝えることはできたけど本音で話せなかった。学生時代からきちんと積み上げて、会社でも実績を上げているパートナーになぜか競争意識を持ってしまい不安を吐き出せなかった。
むしろ、私のことを好きでいてくれるということに優位性を感じ少し下に見ていたのかもしれない。「あなたは私のこと好きなんだろうけど、私はあなたと本音で付き合えないと思っているんだよ」って心のどこかでずっと思っていた。
もともと「物分かりのいい彼女・妻」が私の目標だったのでなおさら、伝えない本音を拗らせてしまった。結婚することを決めたのも、仕事を辞めて地元を離れることを決めたのも自分なのに。コミュニケーションをサボってたのはお互い様かもしれないけど、向き合うことを勝手に放棄して相手を見下して、さらに別れて地元に帰りたいだなんて随分勝手をしたもんだなと思う。でも彼は拗らせ女の勝手な気持ちを何とか理解しようとしてくれ、離婚に応じてくれた。
今の私はこの頃より成長できているんだろうか。同じようなことでまた拗らせていたような気もする。

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