人を変えるより、自分で出来ることを考える。

常々、思っていることがあります。他人の生き様や考え方って、変えることは難しい。

新人や後輩の教育でも、先輩や上司との人間関係でも、お客様への接客対応でも、こちらの思いを伝えて、考え方や認識を変えてもらうのは本当に難しい。

うまくいくときは、元々、相手も同じような考えを持っていたり、興味があったりするのでしょう。

言わなければ伝わらない。でも、言ってもその人が受け入れてくれるか分からない。

相手が受け入れ難いことは、こちらも意地になるのは止めようと思っています。

きっと、その人にはこれまでの経験や信念から私の意見や提案は無駄であると感じているのでしょう。

仕事を進める上でも、意見や提案を聞いてもらえた方が効率が良いとしても、こちらで対処の方法を考えて無理強いしないのがいいです。

なぜなら時間と労力の無駄だからです。良かれとおもって、正義感かざして意見しても…。相手にしたら、余計なお世話です。

少年漫画さながらの、「友情、努力、勝利」なノリでぶつかり合っても、お互いにモヤモヤしか残らないです。

だから、そんな時はこちらが受け入れようって思っています。言うことを聞くってことじゃなくて、他の人を頼ったり、別の対処方法を考えます。

受け止めきれなくてクサクサすることもありますが、それでもストレスがかなり軽減します。

少しニュアンスは違いますが、好きなアニメでこんなセリフがありました。

「世の中に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ。それも嫌なら…」

なんだか、妙に響くセリフでした。

「それも嫌なら…」、自分に実力が備われば、いつか何かできるのかもしれません。