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【最新版】採用News①:労働力人口から読む!採用市場の現状と、今後の予測

こんにちは、広島で採用支援をメインに活動している社労士&採用定着士の久米でございます。noteでは今後、「採用」をメインテーマに記事を書いていく予定です!

今日は、採用市場の現状と、今後の動向(未来の採用市場の予測)についてお伝えしていきます。

【このような方にオススメ!】
☑人手不足を感じつつ対策はしていない
☑採用活動が行き詰っているけど何をすれば良いか分からない
☑これから求人を出したいので、まずは「採用」の情報収集をしたい

最後まで読んでいただくと、「今の人手不足なんてほんの序の口レベル」という恐ろしい未来が見えます。危機感を持ちたくない人や、現状でもいいや、って方は読まないほうが良いです(笑)


本題に入る前に‥

クイズです。上記は新成人の人数を表しています。2000年から2020年にかけて、新成人は44万人ほど減少しました。では、2040年の新成人は何人(見込み)になると思いますか??


答えはなんと‥‥


2000年から2040年にかけて、新成人数は半分近くまで減少すると言われています。となると、当然「働ける人数」も少なくなっていくわけです。

労働力人口の変化

厚生労働省「労働市場における雇用仲介の現状について」

厚生労働省の資料によると、労働力人口は2040年に向かって減少していくと推計されています。このグラフを見ただけでも「働き手が減り、人材確保が困難になる」と容易に想像できますよね。

【💡労働力人口とは?】
一定の年齢以上で、経済活動に参加している、あるいは参加しようとしている人々の総数を指します。通常、労働力人口には以下の2つのグループが含まれます。

1.就業者(労働者):現在働いている人々。
2.失業者:仕事を探しているが、現在は仕事がない人々。

労働力人口は15歳以上の人口を対象とし、その中から、経済活動を行う意思と能力がある人々がカウントされます。これは、経済の状況や労働市場の動向を示す重要な指標の1つです。

次の章から「どの程度、働き手がいなくなるのか」リクルートワークスのデータで確認していきましょう。

今後の予想:不足する人数は?

リクルートワークス研究所
「Works Report 2023 未来予測2040 労働供給制約社会がやってくる」


なんと、2040年には労働需要に対し労働供給が「約1,100万人」不足すると予測されています!

…数字が大きすぎてピンとこない方も多いと思います。この数がどれだけヤバいかというと。

外国人雇用が叫ばれ、「人が足りない!」「採用できない!」とお困りの企業が多い今でさえ、不足している労働力人口は約30万人です。思い出してください、2040年の「約1,100万人」という数字を。あと16年後には、今の比じゃないレベルで労働力が確保できなくなります。

人手不足の影響

ここまでは未来の話をしてきましたが、現時点でも人手不足による倒産は報告されています。それが「後継者難倒産」です。帝国データバンク「全国企業倒産集計 2023 年 11 月報 別紙号外リポート:後継者難倒産 」によると、2023年1月から11月にかけて後継者難により倒産した企業は509件にのぼると報告されています。

人手不足により「案件はあるのに、人がいないから仕事を断る」と販促機会を損失しているという話も耳にします。「人材がいない=会社が成長できない」ことにつながります。

まとめ

今回は採用市場の現状と、具体的にどのくらいの人口が減っていき、人手不足が深刻化していくかという話をしました。人手不足を解消するには、「業務改善をはかる」「採用に取り組む」といった職場改革が必要です。

次の記事では「採用の取り組み方」についてお伝えしていく予定です。採用が上手くいかないと悩んでいる方には1時間の無料相談もやっておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

✉:reiwa.lassa@gmail.com

ここまでお読みいただきありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう☺

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Reiwa社会保険労務士事務所
代表 久米 和子
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