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【とある社労士法人】「随時改定(月額変更届)の日程管理及び届出」と「顧問先への通知方法」を公開!

 毎月一定数の業務が発生し社労士としては日程、手続き、通知の面でミスをすることができない業務である「随時改定」、みなさまはどのように管理をされているでしょうか。弊社では月にもよりますが月あたり20~50件の随時改定(月額変更届)の手続きを行っています。この件数は①固定的賃金の変動があり②標準報酬月額で2等級以上の差があり③3か月とも支払基礎日数が17日以上ある方々の数ですので、該当するか否かを確認するのにその何倍もの人数のチェックをしていることになります。

このチェック及び届出だけに限定すれば弊社手続きチーム2人で毎月数日で行っています。もちろん前段階の準備や後工程も含めればある程度の期間が必要にはなりますが、まあまあ効率よく進められているのではないかと想像しています。

今回の記事では、前準備⇒日程管理(Googleスプレッドシートを利用)⇒該当するか否かのチェック⇒届出⇒顧問先への通知などの運用方法の流れを具体的にお伝えさせていただきます。これらが完璧とか最も効率的というつもりは全くありません、まだまだ効率化できるところはありますし日々進化している最中ではありますが、弊社で実際に行われており安定した実績のある方法ですので参考になると幸いです。

なお、本記事は随時改定の法的な判定方法の詳細や判断に迷う点などについては省略し、あくまでも運用管理について書かれているものとなりますのでご承知おきください。

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