ステロイド薬の怖さは?できるだけ少なくしたいけれど・・・

 多発性骨髄腫の抗がん剤服用に伴って、ステロイド剤が処方され、既に9か月も服用している。ステロイド剤は医師の処方に従って正しく服用していれば、怖くはないと言われるものの、こうも長期間に服用していると不安はぬぐえない。

 難治皮膚病の乾癬も持病として持っている私は、ステロイドを敬遠してきた。幸い、強い痒みもなかったので、強酸性の温泉にいる等して症状を抑えてきていた。同じ温泉療法をしている方が集まる温泉に行くと、ステロイドの薬禍について、よく聞く。確かに、ステロイドの効果は凄いのだが、やめるとリバウンドが半端ないというものだ。

 多発性骨髄腫のみならず、がん治療には、このステロイドが欠かせないのだろう。発熱や頭痛などの副作用を抑えてくれていることを強く感じる。私の場合、ステロイドを飲んで2日半ほど過ぎると、発熱や頭痛が生じてくるように感じる。現在は、服用量も1回1.5mgまで少なくなり、しかも3日空けて飲んでいるので、服用量は減っている。

 医師も、発熱や頭痛の場合は、鎮痛剤を飲んだ方がダメージが少ないという。ということは、かなりのダメージがステロイドにはあるということだ。副作用の典型例としては、脂肪を増やすことによる「ムーンフェイス」、糖をつくることによる「糖尿病」、カルシウムを排泄することによる「骨粗鬆症」、「胃炎」などが挙げられている。

 そういえば、ムーンフェイスはかなり解消されてきた。服用量を減らしているからだろう。血糖値も基準値内におまってきた。血中カルシウムは当初から低めだが、多発性骨髄腫によりもともとカルシウム量が低くなっているのかも知れない?胃炎は入院前に胃カメラを飲んだが、若干の胃炎だったが問題になるレベルではなかったものの、現状は分からない。

 このような副作用の不安を抱えつつも、治療のためには致し方ない。しかし、どのくらいの量が適切な量であるかは、患者には分からない。抗がん剤による症状を抑えるステロイドを飲んで、その副作用が出てしまうというジレンマに陥らないように、ステロイドはできるだけ少なくしたいのだが・・・。どこまで、少なくできるのだろうか?

貴重なあなたの時間を、私のつたない記事を読んでいただく時間に費やしていただきありがとうございます。これからも、地道に書き込んでいこうと思いますので、よろしくお願いします。