一度は生で見たい世界の美景~vol.6~
チチカカ湖・ウロス島(ペルー)
標高3,800mを越える天空の湖・チチカカ湖。南米大陸のペルーとボリビアの国境にまたがり、世界でも20ほどしか確認されていない古代湖のひとつです。
そのペルーの町・プーノから東へ約5kmのチチカカ湖上に浮かぶのがウロス島。この島はトトラと呼ばれる葦(アシ)で作られた浮島となっていて、約40もの浮島を総称して「ウロス島」と呼ばれています。ひとつの島には3~10家族が暮らしていて、島だけでなく家も船も葦でできている驚きの光景を目の当たりにすることができます。
現在でも伝統的な方法で漁が行われており、湖に住む小型の魚(ペヘレイ)などを食料としています。気候的には乾燥していて寒い地域ですが、湖の上は蒸発した水蒸気が温度と湿度を適度に保つため、それほど過酷な環境ではないそうです。
早くコロナが終息し、世界中の人が笑顔になりますように。
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