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21.TUE申請のタイミングは、あなたの「アスリート・カテゴリー」によって異なります。

ハーイ、どうも😊
SPヤマトのアンチ・ドーピング講座へようこそ!

久しぶりの出張???でホテルにPC💻を持ち込んでこの原稿を書いている「SPヤマト」ですが、これまた、久しぶりにホテルのプールで泳いできました🏊。

今日はラッキーなことに、水が澄んでいてきれいな真っ青な25Mプールが貸し切りでした。
泳いだ後にはジャグジーに入って、高層階から街の明かりを眺めていました。

こんなホテルの雰囲気が大好きな「SPヤマト」ですが、競技会を目指しているわけでもなく、ただの一般のスポーツ愛好家なので「アスリート・カテゴリー」は「レクリエーション競技者」になります。

あなたは、自分がどのカテゴリーのアスリートに該当するのか、正確に理解していますか。
①国際レベル競技者/ International-Level Athletes
②国内レベル競技者/ National Level Athletes
①②に該当するアスリートは事前TUE申請が必要です。

③過去5年間に①②になったことがない場合は
「SPヤマト」と同じレクリエーション競技者 / Recreational Athletesになります。

さて、表題のTUEについてですが、③レクリエーション競技者 / Recreational Athletes、つまり国際レベルアスリート、国内レベルアスリート以外のアスリートの場合は、ドーピング検査で、禁止物質・方法が検出された場合のみ、JADAからアスリートに対して連絡があります。
その連絡を受けた後に、③のアスリートが遡及的(さかのぼって)TUE申請を行うことになります。

このように①②以外アスリートの場合は、事前のTUE申請は不要であり、万一ドーピング検査の対象になって、さらに結果が陽性反応の場合に限り、遡及的TUE申請が必要になります。

この時、遡及的TUE申請を行わなかった場合には、アンチ・ドーピング規則違反に問われる可能性があります。
また遡及的TUE申請を行っても、TUE付与条件を満たさない場合は、当然TUEの付与はされませんので、きちんと準備をしておく必要があります。
この遡及的TUE申請の場合でTUEが認められる条件は、事前TUE申請で認められる場合の条件と同じですので、注意が必要です。

本欄を読んで下さっている多くの中高生は、③レクリエーション競技者に該当するのではないかと思いますが、国体や国内最高レベルの競技会に出場するアスリートの場合は、事前TUE申請が必要ですので、お間違いのないようにお願いします。

つまり、①②③いずれの場合も、アスリートである以上、病院等を受診する場合は、自分がアスリートでありドーピング検査の対象であることを伝え、常に治療内容や服薬状況などの医療記録を作成して、万全の準備をしておく必要があるということを覚えておきましょう。

人生には<まさか>がつきものです。
まさか自分が、ドーピング検査の対象になるなんて・・・

こんな時、慌てないために、普段から本欄を読んでアンチ・ドーピングの知識を身に着けておきましょう。

そんな<まさか>がこの「SPヤマト」にも訪れました😊。
今回は、ホテルで原稿書きなどという売れっ子作家のような貴重な体験をさせていただけて感謝しております。
これぞ思いもしない「まさかの出来事」でした。


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