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カウンセリングって心の漢方のようなもの

前回、初めてカウンセリングを受けた時のことを書いた。

私は自分が定期的にカウンセリングを受けていることを、割と周囲にもよく話している。

前回も書いた様に、私はもともとカウンセリングを受けることに対してあまり抵抗がなかった。けれどカウンセリングを受けていることを日本人の友達に言うと、大抵の人に「とても大きな問題を心に抱えている」と思われひかれる(のをひしひし感じる)。

その度に私は、カウンセリングは心の未病を改善する漢方みたいなものだよ、と言っている。


中医学では未病といって、「病気になってからではなく、病気になる前の治療こそが重要」と考えられている。

でもそれって心にも同じことが言えるんじゃない?

生きていれば誰でも、自己肯定感のなさや、嫉妬や不安など、大なり小なり問題を心に抱えている。それが当たり前だ。けれど、自分の心に向き合うことなく、そのまま放置していると周囲の人や社会に投影してしまうようになる。自分の心の問題を、一番身近で大切な人にぶつけたり、他人に怒りの刃をむけるようなことはしたくない。


抱えている問題を周囲の人に投影してしまうより、健全で建設的な方法を探していてたどり着いた手段がカウンセリングだ。

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日本では自分の心のケアをするという概念がまだ浸透していないけれど、体と同じで、心も日々メンテナンスをしていればいきなり壊れることはなくなる

だから、ちょっとでもあれ?と思ったら、試しに漢方を飲むような感じでカウンセリングを受けてみるのをおすすめします。


次回は私が今のカウンセラーを選んだ基準について書こうと思います。

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