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難しいことはよくわからないけれど、web3界隈について教えてください! #2

こんにちは! スパークル株式会社インターン生の山本です。

東北に拠点を置き、起業家・企業の支援に取り組む弊社ですが、社員の皆さんの会話ではよく「ウェブスリー」という単語が使われます。ウェブスリー、web3のことです。

web3に関連してNFTDAO、最近であればChatGPTなどの新しいテクノロジーが世間を賑わせていますが「なんだかよくわからない……」と少し苦手意識も芽生えつつあります。

弊社社長の福留さんに相談したところ、「ちょうどうちの投資先にweb3、特にNFTの領域で事業をされている方がいるよ! 相談してみるね」とのこと。

今回は株式会社あるやうむ 畠中博晶さんにweb3やNFTについて色々お話を伺ってきました。ご快諾ありがとうございました! それでは本文へどうぞ。

前回記事はこちら!
web3、NFTについて概要をつかみたい方はこちらをぜひ


<今回、お話しいただいたひと>
畠中 博晶 さん
宮城県生まれ、東京育ち。大学進学を機に札幌に移住しようとするも反対され断念。京都大学在学中に仮想通貨に出会い、トレードで資金を貯め念願の札幌移住を果たす。

Twitter: https://twitter.com/2929ojisan?s=20


<株式会社あるやうむについて>
「NFTによる地方創生」を推進するため、全国の自治体向けにふるさと納税NFT/観光NFTソリューションを提供する札幌発のスタートアップ。地域の魅力をのせたNFTをふるさと納税の返礼品とすることで、新たな財源を創出すると共に、シティプロモーションや関係人口の創出に取り組んでいる。


目次ー

https://www.photo-ac.com/より

1、 情報は東京が一番早いのではと思います。札幌でweb3業界に関わるやりがいを伺いたいです!

山本:移り変わりの激しい業界で、企業として、個人として戦っていくにはやはり情報の速さが必要にも思います。

そうなると情報の中心である東京が最も適しているようにも思えるのですが、畠中さんは北海道札幌市で事業をされています。札幌から、地方からweb3業界に関わることについて伺いたいです。


畠中:自分は生まれが宮城で、大学までの19年間は東京で育ちました。東京では頑張っているすごい人たちがいっぱいいて……そんなすごい人たちがいるなら、自分は東京じゃなくていいかなと思っていました。

本当は大学進学で札幌に行きたかったのですが、周囲の猛反対にあって、京都の大学に進学しました。大学在学中に、親から車の教習代としてもらった30万円を元手に暗号資産を買いました。

2017年に暗号資産で稼ぎまして……経済的に独立を果たしたので、念願だった札幌に移住して、大学卒業後に起業したという経緯なんです。 


山本:あるやうむ創業ストーリーでも語られていた経緯ですが、失礼ながら教習代で暗号資産を買うはなかなか……(笑)


浅利:あるやうむさんは地方創生にも取り組まれていますが、畠中さんの思う札幌の面白さってなんですか?


畠中:都市的なカオスさと、地理条件の共存が面白いと思います。

札幌と同じくらいの130万人くらいの規模のまちで、札幌ほど雪が降るまちは世界にもありません。そんな特徴的な地理の札幌なので、地上には人がいないのに、地下歩道に入るとうじゃうじゃ人がいるとか、繁華街でスタックした私の車をみんなが助けてくれたりとか……(笑)

https://www.photo-ac.com/より

生活には正直不便でもある条件不利な地理的環境が影響して存在しているまちという構造に面白さを感じています。

なんだかカオスなんですよね。私、カオスなものがすごい好きなので(笑


浅利:自然条件とまちの掛け算と言いますか……仙台とかだとどんな特徴があるのかなとか気になりました。

https://www.photo-ac.com/より

山本:あるやうむさんは色んな地域から人材をフルリモートで雇用していると伺っています。大きな視点で見ると、地方創生につながっていると感じているのですが、地方創生のようなところを頑張ってみようと思ったきっかけはありますでしょうか?
 

畠中:前職のときの会社が自分のことをフルリモートで雇ってくれたのがきっかけです。札幌にいてフルリモートで仕事を振ってもらって……という経験のなかで会社間の取引は地方でも十分やれると感じました。

そこに、web3の大きな波がやってきて、さまざまな人との出会いがあって、今の事業だったり、地方創生だったりにつながっています。

 山本:自身の会社員時代のフルリモート経験が、自社でのフルリモートでの人材雇用にもつながっていたんですね!

畠中:地方創生というと大仰ですが、「東京からどうやってお金をふんだくろう……」とかばっかり考えて遊んでいるような感覚ですよ(笑)

浅利:東京からふんだくる、というのは地方に拠点を構えるからこその視点ですね。


 2、ありがとうございました! 僕のライブチケット、オンサイバーに飾ります。

山本:ありがとうございました! 知らない言葉が飛び交いつつも、web3、特にNFTについては感覚を掴めた気がします。

畠中:お役に立てていれば嬉しいです。web3業界はとにかく変わりやすい。流行り言葉で言うなら、レジリエンスの高い人が向いていると思います。新しいもの好きにおすすめですね

浅利:勉強あるのみですね……。やっぱり、ぼくのライブチケット、オンサイバーで飾ってみようかな……。

畠中:是非是非! 今後もこれ勉強したいとかあれば聞いてくださいね。できる限りで教えますよ。


< スパークル株式会社について >
地域に本社を構えるベンチャーキャピタル・プロフェッショナルファームとして、地域の皆様に愛され、世界中の皆様とともに価値をつくりだすことを目指しています。

所在地 :宮城県仙台市
代表取締役 :福留秀基
Twitter   :https://twitter.com/Spurcle_tohoku
Facebook  :https://www.facebook.com/Spurcle.tohoku

< お問い合わせはこちら! >

<インタビューをしたひと>
浅利幸永
山形県出身、福島大学2年

<この記事を書いたひと>
山本理咲
東北大学工学部2年 神奈川県出身 スパークル株式会社にて昨年よりインターンシップに参加し、PR業務を行う 空手道部・プログラミング系サークルに所属し、AIやブロックチェーン技術に興味がある。

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