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眠気が一瞬で消えた衝撃


もしかすると、『そういう星の元に生まれたのかもしれない』と思うほど、間抜けな失敗をします。


気をつけるとかつけないとか、そういう問題ではない気がするのです。


例えば、毎日歯磨きをする際に、特に注意する人はあまりいないと思うのです。無意識にチューブから歯磨き粉を出して歯ブラシにつけ、無意識に口に入れて歯磨きはスタートすると思うのです。


なんなら、右手に歯ブラシ、左手にスマホを持ち、画面を見ながら歯磨きする人もたくさんいると思うのです。それくらい歯磨きに対して意識はしていません。

そんなレベルのことで、わたしの身の回りで起こった話です。

毎朝の習慣


わたしは毎朝、ドリップしてコーヒーを淹れて飲んでいます。
コーヒーの香りが大好きです。

朝食はパン派で、コーヒーの準備と同時進行でトースターにパンを入れます。

コーヒーに砂糖は入れても入れなくても、どちらでも良くて、甘いものを朝食に食べる時は無糖にします。

甘くないものを食べる時には砂糖を入れます。

コーヒーは粉または豆を買い、買った時に瓶に入れ替えてあります。
毎朝瓶の蓋を開け、1杯粉をフィルターに入れ、マグカップの上にセットし、ハンドドリップで少しずつお湯を入れます。


お湯を入れ始めた時の、粉の膨らむ様子も好きなんです。
はっきりと目覚めていなくても、この作業をしているうちにだんだんとはっきりしてきます。

目が覚める


その日は砂糖を入れて飲むことにしました。

ドリップが終わり、砂糖を入れます。
スプーンでかき混ぜて、焼けたパンをお皿に入れ、机の上に運びました。

座ってコーヒーを一口飲み、ぶえっ!
となりました。

え?コーヒーの味どうした?腐ってる?

今まで飲んだことのない味で、いや、味はコーヒーなのですが、苦味とは違う味が。。。から苦いという言葉があるのかどうか。

おかしな味を口に入れた衝撃で、眠気は一瞬にしてどこかへ消えました。
ものすごい威力の目覚ましです!

毎日飲んでいるものは、飲む前から味がわかっています。
わかっているので、飲んだ時にそうそう、この味とほっとする、
毎朝のルーティーンはこんなことだと思うのですが。


我が家の砂糖はコーヒーや紅茶の飲み物用がなく、料理に使う砂糖をそのまま使っています。

そのため、よくある調味料ポット(砂糖、塩の入っている蓋付きの透明のもの)から毎日1匙分を取って入れています。



ええ。


間違えました。塩と砂糖を。


自慢ではなく、今まで料理を作る際にも間違えたことはなく、なぜ間違えたのかいまだにわかりません。歯磨きと同じように、意識しなくてもできる行動のひとつでした。

塩、砂糖 とは書いていませんが、塩が右と自分で決めているのと、
更にわかりやすくマスキングテープでポットの持ち手には印をつけていました。

どの日の自分を信じるか


前日のわたしが塩と砂糖の場所を逆に入れたのでしょうか。
そして当日のわたしはまんまと前日のわたしを信じ、印を確認することもなくコーヒーに塩を入れたということでしょうか。


これはどの時点のわたしが悪いのか分らなくなりました。
そして当日のわたしはおかしな味のコーヒーを、美味しいと信じて飲み、衝撃を受けるという。。。前日と当日のわたしの被害者です。


甘いと思っていたものが辛いと、人は想像以上の衝撃を受けるのです。
これは体験した人にしかわかりません。

大学生の時にも肉まんと思って買ったものがあんまんで、ぶえっとなった経験がありまして(逆のパターン)。
買う時に、肉まんと書いてあったはず。。。


2度もこんな経験をするなんて、そういう星の元に生まれているのでしょうか。
ちなみに砂糖は、三温糖(茶色)に変えました。
左側、マスキングテープあり、茶色 が砂糖です!

これで二度とあの味を体験することはないでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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