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【命令はない】リクエストありきのSprocketが「伝え方」で大切にしていること

Sprocketには「上司」という概念はなく、誰かが誰かに業務命令をすることもありません。その代わりにあるのは、「リクエスト」を前提としたコミュニケーションです。

この記事では、Sprocketのリクエスト文化に触れながら、上手なリクエストの仕方やリクエストを受ける際に気をつけたいことについて見ていきます。


Sprocketのリクエスト文化とは

Sprocketでは、業務における依頼や相談を「リクエスト」と呼んでいます。これは単なる一方的な依頼ではなく、お互いの状況を理解し合い、より良い結果を生み出すためのコミュニケーションツールとして位置づけられています。

社歴や部署を問わず、誰にでもリクエストを出すことができます。無駄に気を遣う必要はありません。

一方で、「断ることができる」ということもポイントです。これは、相手の状況や能力を尊重し、無理のない形で協力し合える関係性を築くための重要な要素です。

しかし、相手ありきのコミュニケーションですから、機械的にリクエストを出して、それに諾否だけを返せばいいかといえばそういうわけにもいきません。

リクエストを出す方も受ける方も、双方納得して気持ちよく最大限の成果を出していくためには「伝え方」が重要です。

そのヒントとなるよう、「上手なリクエストの仕方」や「上手なリクエストの受け方・断り方」を、社内のケーススタディからまとめました。

1.具体的な情報提供を心がける

良いリクエストの基本は、必要な情報を過不足なく伝えることです。以下の要素を含めることで、相手が理解しやすく、スムーズな対応が期待できます。

  • リクエストの目的と背景

  • 具体的に必要な作業内容

  • 期限(希望とデッドライン)

  • 重要度や優先順位

  • 必要な参考資料や補足情報

2.相手への配慮を示す

リクエストする際は、相手の立場や状況を考慮することが重要です。

  • 相手のスケジュールやキャパシティへの配慮

  • 丁寧な言葉遣いと感謝の気持ちの表現

  • 無理なお願いの場合は、その認識を示す

  • 代替案や選択肢の提示

3.明確なコミュニケーション

効果的なリクエストのために、以下の点に注意しましょう。

  • 結論から先に伝える

  • 箇条書きなど、見やすい形式を使用

  • 必要に応じて画面キャプチャなどの視覚資料を活用

コミュニケーションのキャッチボールをしている猫のイメージ

上手なリクエストの受け方・断り方

1.リクエストを受けた時の対応

具体的に何が求められているのか、アクションやアウトプットとして何が必要かを考えながら、リクエストの内容を把握しましょう。

  • 内容をしっかり理解する

  • 不明点があれば質問する

  • 実現可能性を適切に判断する

  • 期限や優先順位を確認する

2.断る場合の対応

断る必要がある場合は、以下のポイントを意識しましょう:

  • 明確な理由を説明する

  • 代替案があれば提案する

  • 部分的な対応が可能な場合は、その旨を伝える

  • 他に適任者がいれば紹介する

リクエストの仕方や受け方で困ったらどうすべきか

1.情報が不足している場合

リクエストを受けた際に、内容が曖昧だったり必要な情報が足りないと感じることがあります。

そのような場合は、遠慮せずに確認を取ることが重要です。むしろ、早い段階で不明点を解消することで、後々の手戻りを防ぐことができます。

  • 必要な情報を具体的に質問する

  • 「相談」なのか「リクエスト」なのかを確認する

  • 背景や目的について詳しく聞く

2.コミュニケーションがうまくいかない場合

文章でのやり取りだけでは意図が正確に伝わらないことや、認識の違いが生じることがあります。

このような状況では、コミュニケーション方法を工夫することで、多くの場合解決の糸口が見つかります。

  • 1対1での対話の機会を設ける

  • 書面でのやり取りと口頭での確認を組み合わせる

  • 必要に応じて他のメンバーに相談する

3.優先順位の判断が難しい場合

複数のリクエストが重なったり、既存の業務との兼ね合いで優先順位の判断に迷うことは誰にでもあります。

このような場合は、客観的な基準を元に整理し、必要に応じて関係者と調整することが望ましいでしょう。

  • リクエストの緊急度と重要度を確認する

  • 現在の業務状況と照らし合わせて判断する

  • 必要に応じてスケジュールの調整を提案する

まとめ

良いリクエストの基本は、お互いを理解し、尊重し合うことです。具体的な情報提供と丁寧なコミュニケーションを心がけることで、より効果的な協力関係を築くことができます。

また、「断れる」という文化は、単にNoと言うためではなく、より良い代替案を見つけ出すきっかけとなります。これにより、チーム全体としての生産性と信頼関係を高めることができます。

重要なのは、相手の立場を考え、必要な情報を整理して伝えようとする姿勢です。このようなリクエスト文化を継承し、実践していくことで、チーム全体としての生産性と信頼関係を高めることができます。


【最後に】Sprocketで働いてみませんか?

Sprocketでは、さまざまな職種で採用を募集しております。
ぜひ、みなさまのお力をお貸しください。

[コーポレートサイト]
https://www.sprocket.bz/

[採用情報]
https://www.sprocket.bz/company/recruit/

[募集職種一覧]
https://note.com/sprocketrectruit/n/n7e3861b08edf

[技術ブログ]
https://medium.com/sprocket-inc


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