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【小学5年生・探究】自分の思い描いたものをつくり出す小学校プログラミング教育の授業 (2021/2/2~2021/2/11)

東京都中野区の新渡戸文化小学校で、Springin’(スプリンギン)を使った探究的な教育活動が行われました。5年生で実践された具体的な授業を2つ紹介します。

1.スプリンギンで楽器をつくる

1つ目は音楽に焦点を当て楽器づくりをおこなった授業です。スプリンギンの録音機能を使えば、簡単に楽器をつくることができます。この授業では、プロのミュージシャンの方を学校にお招きし、子どもたちが身の回りの音を録音して世界に1つだけのオリジナル楽器づくりに取り組みました。

まずは録音。子どもたちは身の回りの音として水が流れる音、鉛筆削りの音、紙を破る音など色々な音を録音していきました。

録音が終わったら今度は編集です。スプリンギンで録った音はトリミングできるのでその音の使いたい部分だけ利用することができます。

その中で「この部分を使おうかな」「短くするのもいいな」「同時に鳴らしたらどんな音かな」など、いろいろと試しながらつくることができました。できた楽器は皆で見せあい、お互いのアイデアを褒め合い学習を終えました。

こちらの実践について、詳しくはこちらで紹介されています。


2.スプリンギンで遊びをつくる

2つ目は遊びに焦点を当て、オリジナルの遊びをつくり出すという授業です。先生からの提案を受け、傾きセンサーで水平を保たないと「ゲームオーバー」と表示されるワークをつくった子どもたち。

このワークを使って、まずは全員で同じ遊びを体験しました。ルールは簡単、「ゲームオーバー」が表示されないように、iPadを水平に保ったまま順に渡していくというものです。

遊び終わった子どもたちは「このワークで何か遊びをつくれないかな?」とアイデアを膨らませていく段階に移ります。子どもたちは思い思いに遊びを考え始め、部屋の中で集まったり外に出たりして試行錯誤を重ねていきます。

「ただ渡すだけじゃなくて、体の動きも付け加えてみよう」「スプリンギンのしかけを変えると難しくなるかも」「外でリレーしてみるのも楽しそう」など、どうすればより楽しくなるか思考を深めていきました。

こちらの実践について、詳しくはこちらで紹介されています。


どちらも「ただつくる」「プログラミングを学ぶ」だけではなく「どうすればもっと楽しくなるか」「どうすればもっと良いものができるか」など、プログラミングを使ってとことん追求していく学習活動が展開されていました。

またつくったものは下級生に見てもらう場をつくり、大きな満足感を得て学習を進めることができていました。

5年生のつくったワークを見た下級生も、つくりたい気持ちを膨らませ、自分たちの学習に繋げています。


▼あなたの学校でも創造的な授業をしてみませんか?


こちらの実践事例は、創造的プログラミングアプリ Springin’(スプリンギン)の小学校向け教材サービス「Springin’ Classroom(スプリンギンクラスルーム)」による授業例としてご紹介しています。

Springin’ Classroomでは、プログラミング教育パッケージとして以下のものを提供しております。

・教育機関専用クラウドサービス
・利用ガイド
・学習指導案
・プログラミング教材
・STEAM教育教材
・専用サポート  など

Springin’ Classroomで、創造的な子どもが育つプログラミング授業を始めてみませんか。


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