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おでん(映画「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI 」)

(ややネタバレ気味です)。

さあ冬がやって参りました。おでんの美味しい季節でございます。我が家のおでんは、大根、鶏肉、ちくわぶ、卵くらいしか入れません。気が向くとこれに厚揚げ、ちくわそのもの、こんにゃくとか。あるいは冷蔵庫で見つかる補欠要員が駆り出されてきます。それを「うどんスープ」でコトコト、コトコト。これで夕ご飯のおかずになってしまうのですから、しめたもんです。

夕ご飯までに仕事が終わらない日にはうどんスープにネタしこんで煮込んでいるだけでよいのです。鶏肉の出汁が出るのと、からしを添えるので、これくらいの薄味がちょうどよいのでした。私の加齢により弱った咀嚼力に、ふんわりと煮あがったおでん、疲れているときには食物に水分も含まれていて、嚥下もしやすく、大歓迎のおかずです。

映画「土竜の唄」には、おでん屋台が出てきます。麻薬潜入捜査官レイジ君と、上司たちとの密会の場として。それなのに屋台の名前が「まとり」(!)っていう。んんもうこれ、モロにバレちゃうってば。それなのに、中にいる人たちの変装(擬態)は完璧でした。どう見ても黄昏て家に帰る前に一杯ひっかける人と屋台のオヤジという。

この映画は劇場公開中、気になって気になって仕方無かった映画でした。何が気になっていたかって、あの全身ヒョウ柄ヒットマン。上地雄輔氏が演じていらっしゃいました。あれなに?あれなに?と、ヒットマンなのにあんなに目立っていいのですか?と謎多きキャラクター。しかも上地雄輔氏ってあの、「羞恥心♪羞恥心♪」とヒット曲を昔歌っていらしたあの方。もうどこから突っ込んでいいものやらでした。

とうとうアマプラに登場しましたので、早速拝見。あの「まとり」にいらしたジャスティストリオは、潜入捜査官養成係と、警察署長と、厚労省麻薬取締官というすごい人たちなのでした。レイジ君を「土竜の唄」を歌って応援して送り出すというシーン、どういうわけかじーんと来てしまうのです。

そして敵さんの親分役の岩城 滉一氏、凄みありました。あの年であの迫力、ぴったしのお役でございました。そして今は亡き大杉漣氏。映画「教戒師」の演技がもう息が止まりそうなくらい、すさまじくて、もっともっといろんなお役を演じるところを見ていたかったのです。

そしてパピヨン役の堤 真一氏。あのまんまるお目目のお顔が出てくると決まってシリアスな役ではないところがとても分かりやすいのです。個人的には「クライマーズハイ」「SP」「オールウェイズ三丁目の夕日」のお役が好きでしたので、ここでのぶっ飛びブリも、嫌いにはなれませんでしたのよ。

そしてこの映画、お子さんにはちょっと刺激が強いのかな?というシーンがいくつか出てきます。でも調べたら、R指定ではないんですね。お子様、お子様とご覧になる親御さん方は、お気をつけ下さいませ。

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