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紫陽花を作ろう

とある集まりの人たちに、紫陽花のスワッグを作るものづくりプログラムを提供してきます。材料はほぼ100均。本当は白い1輪だけにしようかと当初考えたのですけれど、2輪の方がより紫陽花っぽくなりました。緊急事態宣言が解除されても、どことなく外出を躊躇する雰囲気。街で見かけた紫陽花の花に「ああ、季節を感じるのはいいな」と感じた次第です。

茎を作る

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のりづけした紙ストローに、お花紙1.5㎝幅を巻いてゆきます。

葉を作る

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A4コピー用紙にお花紙をのりづけし、自分で作った葉の型紙を2枚置いて書き、切ります。葉は鉛筆等で巻いて、反らせておきます。「下」が茎側。

花を作る

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6枚重ねてあるままお花紙2㎝角で切って四角の四つ折りにして、外側を丸く切り、1枚づつ開いておきます。つるつるした方が表になるよう、折るときには内側につるつる面がくるように折ります(図の右側は1輪ごとにお花をまとめているところ)。

花の台をつくる(白い方)

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A4コピー用紙をストローに固定して、丸めます(これは試作のため後で茎のお花紙をつけました)。ドーム型で、裏側にお花は貼りません。テープで形を固定します。

花の台をつくる(水色の方)

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丸めてテープで固定し、先をつぶしたストローを少し入れ、葉をストローと花の土台両方にのりづけします。こちらは立体的に円形で作ります。

花をつける

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こちらは水色の方です。この花台のところに、お花紙で作った花の裏側の真ん中だけに手芸用ボンドをつけ、花台の白い部分を隠すように貼ってゆきます。もしくは花台の方に手芸用ボンドをつけ、花の裏側の真ん中だけをつけます。

2輪をたばねて花束にする

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白(奥)と水色(手前)を束ねて輪ゴムで固定し、茎がもし長ければ、適当なところで切断します(水色の紫陽花の茎は隠れるため、お花紙を巻いていません)。

紐で結んでスワッグに仕上げる

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ペーパーナプキンで裏を隠すように包み束ねます。ひもで根元を結んで完成です(図は何度も外したり結んだりしたのでナプキンが少し破けています)。ペーパーナプキンはワックスペーパーでも、包装紙でもいいと思います。今回はお花紙の質感に合わせてふんわりとした紙にしてみました。

これは片面隠す作り方ですが、葉の裏側にもお花紙を貼り、水色の方の立体的なお花であれば、何色も作ってアレンジメントタイプに仕立てても素敵だと思います。また、お花の中央に小さな白い花芯を貼るとより紫陽花らしくなりますし、花台も細かく枝タイプで造形し、よりリアルに仕上げると見応えあるかもです。

梅雨の時期にしか楽しめない紫陽花を鑑賞、観察し、オリジナルの紫陽花の造形を楽しんでみてはいかがでしょうか。



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