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もやし入りラーメン(アニメ「サイコパス」)

*「サイコパス」は、テレビアニメはPG12「小学生には助言・指導が必要」で、映画はR15「15歳未満禁止」となっております。ですが、この作品には刺激の強い描写が多く、世界観の理解にも相当の人生・社会経験を要すると判断し、個人的にはどちらも15歳以上になってからの視聴がいいと思います。同時に、この作品の世界観から、心の疲れ過ぎている方にはあまりお勧めできません。私のフォロワーさんたちの中に学生さんもいらっしゃることから、最初に書かせて頂きました。

上記を読んで頂いた上で、以下の記事をどうぞ。

セブンプレミアムの味噌ラーメンにもやしとブタひき肉をマシマシすると、とびきりのご馳走になるという錬金術を教えてくれたのは、ようつべの番組「深夜俺食堂」でした。あれを見て「和製タンタンメンもどき?」と試してみたくなりまして、食材が手に入りやすいことも気に入りました。2人分でブタひき肉100gでいいかもです。もやしは好きなだけ。

部下に「もやし」と皮肉を言われて「もやしって栄養あるんですよ」と食べたことないのに切り返す人がアニメ「サイコパス」に出てくるのでした。その名は慎導灼くん。メンタリストとしての才能を発揮します。それだけではなく、パルクールという驚異的な身軽さでビルもぴょんぴょん乗り越えてゆきます。炯・ミハイル・イグナトフとバディを組みますけれど、そこにはわけありの事情が。

近未来の東京が舞台。人の心の状態(色相)を計測出来て、それが悪化すると抹消対象となる世界です。監視官(管理職)と執行官(部下)で形成される警察組織。この手のドラマのお約束として次々と事件が起こり、その事件の背後にある組織の存在が浮上します。これ以上はネタバレで。

実はこのサイコパス、テレビシリーズ1の途中まで見てアマゾンプライム見放題終了。かろうじて残っていたパート3を見ているので、話がつながった状態で把握しているわけではないのです。なのでこの世界観を完全に把握してはおりません。犯罪係数という数値化された結果で裁かれてゆくルール。適正で職業が決まるルール。そういう意味では効率化の徹底された、賛否両論生みそうなシステム。そして単発で見ていてもサブプライムローンや移民の社会問題が出てきたりして、今の世界情勢の延長線上の世界観があり、妙にリアルです。

昔子供の頃に見た未来のアニメは科学技術の発達した文明の、人間は便利さを享受する夢の世界でした。それが、いつのころからか未来とは、核戦争とか、汚染等で滅びた後の世界観となり、さらに、そこまでではないけれど、今の混迷を極める社会の延長線上にある世界が描かれる作品も出てきました。特区と呼ばれるスラム街のような街は、どこか懐かしさを感じるような人間味もあるのです。

こうした作品を見ていると、いくつかの分岐した未来の、いったいどこにこの世界は向かっているのだろう?と考えることがあります。さらにサイコパス1で出てきた、アバターを使うバーチャルなネット世界。自分にとって意心地良い世界は、どこにあるのだろう?住む世界を選べたら、どこがいいかな?と要らぬ心配をしてみたりするのです。

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