「内臓とこころ」を読んで
この本の著者である三木 成夫氏は解剖学者であり、東大医学博士。この本は保育者向けに開催された講演をまとめています。
語りかける文体から氏のウィットに富んだお人柄を推察でき、当時聴いてた皆様の会場の様子もまた伺い知ることができ、まるでその場の後方に席を置いて講演を聴講しているかのような感覚で読むことが出来ました。その様子に思いを馳せながら、三木先生と書かせて頂くことに致します。
「内臓復興」、そう、はらわたの話を、難解な表現もありつつ引き込まれてゆく文章に、突然何かをほのめ