見出し画像

サクラ観るならココ ❅らべあろ企画❅【姫路城の巻】

ベタですし、企画の主さんとダブってしまう『観るならココ』になってしまいました、ご容赦を。

ただし、最上級のベタ、です。

❅ 花びらの咲き、散り、舞いしひと世かな

どなたかの記事に「毎年桜の花が咲くのを見ると、あと何回見られるかな、と思います」と書かれているのを拝見し、(自分でもそうおもうと同時に)なにか心のなかに忘れものをしていたような気持ちになっていたのですが、思い出しました。

ことしも生きて
さくらを見ています
ひとは生涯に
何回ぐらいさくらをみるのかしら…

…(中略)

さくらふぶきの下を ふららと歩けば
一瞬
名僧のごとくにわかるのです
死こそ常態
生はいとしき蜃気楼と

詩 ”さくら”より 茨木のり子

若い頃、出会った詩でえらく感動したことを憶えています。(すっかり忘れていたのですが)
もうこの詩だけで、8000文字くらいの記事は書けそうなのですが、今回は拙句と、生はいとしき蜃気楼 というフレーズだけを残しに来たような気がします。

とは言え、世界遺産の最新情報もご紹介しないと、ですよね。

姫路城三の丸広場にて(2023年3月24日)

雨上がりの平日、今シーズン初めての姫路城サクラ撮影会に行ってきました。(ひとりですが)

見学者の方、ずいぶん外国の方が増えていました。3~4割くらいでしょうか、コロナ禍前に近づいてきたという印象です。
駐車場も関東~中部~中国地方など、遠方のナンバーが多かったのにもびっくりでした。

肝心の桜ですが、大阪城などよりは少し遅め、内曲輪エリアは全体としては3分咲きくらいかなぁ、あと4~5日もすれば満開でしょうね。
でも、生まれたばかりのみずみずしいサクラを観ることができました。

船頭さんもこの日は手持ち無沙汰

で、あちこちでPRしているこの和船なのですが、も、申し訳ありません。
乗船料が値上げされているのです。(なぜか、謝る)
去年まで1200円だったのが1500円!。
入城料が1000円なのにね。ふぅ~っ ;

拙句もそっと・・・

❅ 束の間のSLOWな舟旅春の虹

ここからは、この日の「千姫の小径」
お花見ピーク時は、混雑を逃れてほっとひと息つける場所です。

城郭の西側、お堀端にそう小径です

千姫の散歩道は、二分咲きくらいだったでしょうか。少し先まで楽しめそうです。
石垣~お堀端~さくら…。風情があります。

で、私のおすすめのお店はこちらです。
芝生の上でシートを広げてお弁当、も楽しいのですが、花粉も気になるという方に

ホーム|和ノ食 奏 / 姫路駅 / 居酒屋 (wanoshoku-kanade.com)

 ※ー※ー※ー※ー※ー※ー※ー※ー※

生きることが愛しい蜃気楼なら、綺麗なものを愛でて、圧倒的なものに惚れ惚れし、美味しいものに感動しようではありませんか。

❅ 下向く桜 上を向く人明日を観る


もう少し、姫路城を詳しく、という方はどうぞこちらへ。

ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?