父のお部屋でオンライン

実家暮らしの私は自分の部屋がない。

正確には、いらない、と言っている。

理由はひとつ、掃除をしたくないからだ。

この一言で察するくらいの怠惰な私はいつもリビングで過ごしている。

4人暮らしだが、内2人分は個人部屋があるので、もう1人離れていればリビングが部屋みたいなものだ。だから気にしていなかった。

でも、ちょっと気にする事態が出てきたのである。

でも、結論はこのままでいいと思っている。


「いつからリモート?お前は妹」


家族渾身のギャグである。そう、リモートワークだ。

PC作業するだけならリビングでOK、同じ空間に家族がいても構わない。

ただ、Web会議の時は自分だけの空間がいい。

思った以上に周辺の音が気になるし、自分が話している姿を見られる(気がする)のが恥ずかしい。

じゃあどうするか。家族に周知するのである。

「今日は9:30〜10:30、13:00〜14:00が会議だから、リビング来ないでね」と。

念押しでドアに「会議中」と裏紙に書いて貼っておけばもう怖くない。


オンラインセミナーへの参加


もう1つは、参加している2つのオンラインセミナーだ。

毎週日曜日朝クラスの"Reflection Salon"と、

今月から3ヶ月に渡り、主に夜に開催されている「Nサロン」だ。

(どちらも大切なコミュニティーになりました。感謝。)


リビングで参加するには、すぐそばで寝ている家族がいるため朝は微妙、ご飯の時間と重なるため夜も微妙、と言う状況だ。


第二の選択肢、父親の部屋


そこで、父親の部屋から参加することにした。予約も父親に言っておけばいい。私が使う間はリビングで過ごしてもらう。

これが結構よかった。

バーチャル背景を知らなかった時は、画面に写る私の背景はいつも男性衣類だった。突っ込んでいいかもわからない気まずさを他参加者に与えていたのはいい思い出。

そして、一応部屋を借りているといるということで、時間管理もゆるく守っている。時間を気にしながらも楽しく取り組める。


自分の部屋でなくても


自分の部屋がなくたって、ありのままの自分で画面向こうの人たちと会話できる。

「父のお部屋でオンライン、たくさん学び、繋がっています。」

と話を終わらせたいところだが、ここまで経験しても自分の部屋を欲しいとは思わないのは、やはり掃除がしたくないからだ。これに尽きる。

人前ではちゃんとしてます。たぶん。


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