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最も効率的な勉強法とは?

これからの社会を生き抜くためのスキルを身につけよう、と考える人はとても多いですよね。

けれども、いかに効率よく学ぶか、という点を追求する人は、意外と少ないです。

古来より、多くの偉人・賢人たちが、競うように学び、世界を変えてきました。どのように学習すれば、最も深い学びを得られるのでしょう。

維新の元勲を育てた師の教え方

幕末期、長州・萩の郊外、松本村に開かれた私塾、松下村塾は、あまりにも有名です。

高杉晋作、久坂玄瑞という、日本史に名を遺す幕末の双璧を始め、明治新政府の枢要を数多く輩出した、吉田松陰の門下生たちが学んだ場ですが、その自由なスタイルは、一線を画しています。

決まったカリキュラムもなく、ただ学びたいことを学ぶ。松陰も「教える」という形式ではなく、「ともに学ぶ」というスタイルを重んじていました。師から教わるだけでなく、塾生同士で教え合い、議論する中で、より深めていきました。まさしく、

入塾時に問うたのも、目的意識と実践することのみ。これでなぜ、あれほどの錚々たる面々を世に送り出すことができたのでしょう。

教えることで、学ぶ

紀元1世紀に活躍した、帝政ローマ期の政治家・哲学者セネカは、友人ルキリウスに宛てた書簡の中で、こう述べています。

人は、教えることによって、学ぶ。

まさしく、松下村塾のメソッドに通じるものがありますね。単に知るだけではなく、教え、実践することで、人は理解をより深めることができるのです

わずか2年余りしか開かれなかった私塾から、日本を変えるムーブメントを起こすことが可能だったのも、頷けますね。

アウトプットしまくろう

誰かにものを教えることは、実は人の根源的な欲求の一つでもあります。

まずは勉強したら、それを整理してみるところから始めましょう。自分が実践して、実感して、自己の学びを付け加えた形でそれを再度まとめる。これを元に、誰かに教える機会を作れば、もう最強です

何もリアルに教える場を持つ必要は、ありません。noteでも、YouTubeでも、Twitterでも構いません。

まずはやる。
この一歩を踏み出したら、後は圧倒的に成長するだけです。

さぁ、未来をはじめよう。

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