なぜ ファシリテーションなのか
こちらの記事は
ファリシリテーターの
アドベントカレンダー
16日目の記事になります
ファシリテーターという
言葉を聞くのは
グループディスカッションとか
就職活動に 触れるあたりからだった
社会人になってから
研修としても 受講し
MBAでも 講座を受けた
しかし この段階でもまだ
中身は 会議のファシリテーションであり
IAFが 定義しているような
場を作る プロフェッショナルとして
認識が アップデートされたのは
さらに時が過ぎた 後だった
はたらき方は 星の数ほどあるのに
この関わり方に 惹かれたのは
何が 要因なんだろう
✳︎
意図した結果に
つながることに 苦心した時もある
事前の打ち合わせを
たくさん仕込み
当日 狙ったように
進むことを 企んだ
これは 違った
分かりやすい
成功を 追いかけたこともある
課題と現状を鑑みて
最短距離をはじきだした
大きな成果をもとめて
前に出て話をしたこともある
これも 違った
✳︎
ひょっとしたら 結果がついてくれば
違ったのかもしれない
けれど やり切った感覚は
身体にのこらなかった
満たされなった
しばらくして 僕は関わり方を
変えることにした
関わる人たちが
納得する方に 舵を切った
すぐには変わらなかったけど
手応えが残った
どうやら
意図した結果に
つながるも大事だけど
分かりやすい成功を
追いかけることも大事だけど
関わる人たちが 納得する方が
僕にとっては
居心地の良い時間だったのだ
そう考えていくと
場のファシリテーションは
場にいる人のためだけではない
仕立てる 自分のためでもある
そうならば
場に来てくれた人だけでなく
自分のためにも なるのならば
僕が
ファシリテートしているのは
場ではなく
ほんとうは 自分自身なのだ
✳︎
いろいろなご縁から
場の準備が 整う
背景や 課題を知り
そこに 自分を込める
関わる人たちが
嬉しそうな顔をする
その顔から
自分が機能したことを知り
また次の場に向かう
他の誰でもない
自分自身を 前にすすめていくため