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声が知っている 自分自身の姿

ハリーポッターでいう 組み分け帽子
NARUTOでいう 性質変化
HUNTER×HUNTERでいう 水見式

物語の中には 主人公の特性を
診断してくれる シーンが出てくる

大きな転換点の一つであり 
そこで 自分が何者なのかがわかる

僕は そんな主人公達が 
とても羨ましかった

もちろん 診断ツールはある

MBTI  や strength finder  でも
ある程度 自分の特性がわかる

けれど どうしても
思考して 回答するプロセスがあり
頭で理解をする という感覚だった

だから 目覚めるように何かが わかるのは
物語の中だけなのだと 思っていた

あの日までは

✳︎

僕が体験したのは これだ
ケイさんの ボイスジャーナリング
今日は この話をしたい

対象としたのは 声
声についての フィードバックだ

声そのものの フィードバックなら
何か 新しい気づきが生まれるんじゃないか
直感に従って 問い合わせをした

集合のセッションでは 都合が合わず
個人セッションを 快諾してくれた

なぜ この講座に申し込んだのか
意図や願いを チェックインで 声に出す

そして 機会はいきなりやってきた

セッションでは 声を以下の象限に分ける
親 輝 愛 勇 の四つ

どうやら 僕の声は 勇 らしい 

中でも リーダー パワー 
他には 勇敢 熱意 の意味を持つ
将 というカテゴリらしい

ケイさんの言葉が
すとん と 胸の中に落ちた
いや 入ってきたというべきか

普段なら そこに行くまで時間のかかる
身体の奥の方に 静かに 響いた

深い深い井戸に 石を投げた感じ

しかし それと同時に
くすぐったいような 恥ずかしい気持ちが
心の中から 次から次へと 湧き出てくる

 わ どうしよう
 うそ ほんと

そんな心の声を出しながら
自然と 顔がにやける

 ん まてよ

この感覚 僕は知っている

そうだ これは 
自分の中にあるものを
受け入れたくない時に 起こるものだ

自分の声が 勇敢なんていう 声ならば
自分の声が 勇敢なんていう 効果があるならば

確かに そう 思ったけれど
すでに そうなのだと 言われたのだ

揺れる心を 
しっかりと今に留める

 受け入れろ 受け入れろ

呪文のように 繰り返す
セッションは続く

✳︎

次のセッションは
四つの象限を 深掘る

八つのカテゴリにある 言葉を
声とジェスチャーで 表現すること

ひとつ ひとつ 表現していく

【情】感情豊か 【爽】安心する 
【艶】深み 【渋】知識
【明】素直 【凛】透明感 
【将】勇敢 【誠】誠実

ただただ 言葉を表現する
しかし 受ける印象が
言葉によって 違う

僕が 関心を持ったのは
深み だ
この言葉が 心を捉えた

声の 出し方も
届けようとする 意識も
声質も 普段と全然違う

落ち着いていて 低音で
伸びやかな 声の出し方

全然違うのに 自分の声なのに
僕は この声が素敵だと思った

そして 同じように
言い訳が 襲いかかってきた

今度は もっと明確で 攻撃的だ
否定するような 声が聞こえる

 そんな声出すのは 恥ずかしいよ

 この声じゃ 聞き手に伝わらないよ

 使うのやめた方が いいよ

そうか
これも そうなんだ

同じように 自分の中にあるものを
受け入れたくない時に 起こるものだ

その声こそが 教えてくれる

大きな可能性が あるがゆえに
認めたくない反応が 起こるのだ

つまり これも同じ

すでに あるのだ
自分の中に

この【艶】の声は まだ
自分でも 制御ができてなく
うまく使いこなせていない

けれど 自分の発する声の可能性を
大きく広げてくれる 声

セッションが 終わる頃には
この声を どうやって使おうか
考えている 自分がいた

✳︎

今回のセッションで 得たことは
この二つ

勇(将) の エッセンス を
より意図して 使っていくこと

愛(艶) の エッセンス を
より信じて 試してみること

自分自身が 何者なのか
その ヒントは
すでに 自分の中にあったのだ

声だ 声が教えてくれるのだ

いただけたら、とてもうれしいです!サポートは、台紙となるマーメイド紙、絵に使う画材、額装、などの道具代に還元させていただきたいとおもいます。