東京五輪 柔道組み合わせ概要
柔道の組み合わせが発表されましたので全階級の解説を行います。
男子60kg級
高藤は2019年世界選手権金メダリストのチフビミアニとベスト8で当たる組み合わせ。ここが最大のライバルになります。
ベスト4ではスメトフかキムウォンジンですがおそらくキムウォンジンか。
逆ブロックはムシュビドバゼ、ヤンユンウェイ、ガリーゴス、ルトフィラエフが実力伯仲。
誰が上がってくるかは予想が困難ですが、高藤は難しい山に入ってしまったなという印象です。
男子66kg級
阿部一二三は第5~第8シードの中で最も当たりたくなかったヨンドンペレンレイとベスト8で当たってしまう組み合わせ。
そこを抜けたらベスト4でロンバルド、決勝でアンバウルという当たりが予想されます。
率直に言って最も厳しい山に入ってしまったと感じます。
非シード選手の中ではサファロフがロンバルドにとっての初戦となる山に入りました。
ザンタルヤはガイテロ・マルティンと初戦で当たる組み合わせとなっています。
男子73kg級
ノーシードの大野はジログルの山に入りました。
ベスト16でジログル、ベスト8でオルジョフというのは比較的戦いやすい山に入ったという印象です。
逆にオルジョフ目線ではいきなりモグシコフを引いてしまい、その上ベスト8で大野という厳しい組み合わせ。
大野のベスト4は順当ならトミーマシアスかツェンドオチル。トミーマシアスが勝ち上がってくる可能性が高いと予想しますが、トミーマシアスも初戦でスクボルトを引いています。
大野にとってやっかいな相手になりそうなアンチャンリン、シャフダトゥアシビリは逆ブロックに行ったので大野にとっては理想に近い組み合わせでしょう。
ちなみにアンチャンリンは初戦でバジーレを引く厳しい組み合わせとなっています。
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