raplus

twitterでスポーツの解説をしているraplusと申します。noteでも記事を書い…

raplus

twitterでスポーツの解説をしているraplusと申します。noteでも記事を書いていきます。

最近の記事

パリ五輪日本選手団全成績まとめ

・柔道 女子48kg級で角田夏実の金メダルからスタートしました。 1回戦 巴投げ+腕ひしぎ 2回戦 巴投げ+腕ひしぎ 準々決勝 巴投げ 準決勝 指導勝ち 決勝 巴投げ という勝ち上がりでまさにスペシャリストとしての強さを見せてくれました。 世界選手権3連覇の上にオリンピックで金メダルとまさに最強を証明してくれました。 年齢的にはおそらく最後のオリンピック。 今後は準決勝で角田を苦しめた18歳のバブルファス(スウェーデン)、決勝で戦ったバーサンフー(モンゴル)らを中心に

¥300
    • 過去の夏季五輪のメダル獲得歴(ロンドン以降~)

      ロンドン1日目 銀1、銅1(平岡、萩野) ロンドン2日目 銅2(海老沼、アーチェリー女子団体) ロンドン3日目 金1、銀2、銅3(松本薫、中矢、体操男子団体、寺川、入江、鈴木) ロンドン4日目 銅2(上野、松田) ロンドン5日目 金1、銅3(内村、西山、立石、星) ロンドン6日目 銀2(鈴木、入江) ロンドン7日目 銀2(杉本、古川 ロンドン8日目 銀2、銅1(バドミントン女子ダブルス、競泳男子メドレーリレー、競泳女子メドレーリレー) ロンドン9日目 銀2、銅1(内村、フェン

      • パリ五輪柔道組み合わせ雑感

        柔道の組み合わせが出ましたので各階級ごとに見ていきます。 ・男子60kg級 永山はベスト8でガリーゴスと当たるのでここが最初の山場。ベスト4では東京五輪銀メダルのヤン・ユンウェイと当たります。 ・女子48kg級 角田はベスト8で地元フランスのブクリと当たるのが山場になります。ここを勝ち上がればベスト4でスクットですがシジクよりはやりやすいと思いますのでシジクを突破できるかどうかが注目ポイントです。 ・男子66kg級 ベスト8でエマモリかシュマイロフと当たりますが問題無い

        • パリ五輪 ブックメーカー日本人選手オッズ

          スポーツブックメーカーの日本人絡みのオッズをまとめました(7/22時点) ・柔道男子60kg級(7/22 Bet365) 永山竜樹 2.20 ムヘイゼ 3.25 サルダラシヴィリ 6.00 ・柔道男子66kg級(7/22 Bet365) 阿部一二三 1.22 マルグヴェラシヴィリ 11.00 デニスビエル 13.00 ・柔道男子73kg級(7/22 Bet365) ヘイダロフ 1.90 橋本壮市 3.75 ロンバルド 5.50 ・柔道男子81kg級(7/22 Bet3

        パリ五輪日本選手団全成績まとめ

        ¥300

          過去の五輪を振り返るシリーズ

          近代五輪を振り返るシリーズ1(第5回ストックホルム五輪まで) 近代五輪を振り返るシリーズ2(第11回ベルリンオリンピックまで) 近代五輪を振り返るシリーズ3(第17回ローマオリンピックまで) 近代五輪を振り返るシリーズ4(1964年東京オリンピック) 近代五輪を振り返るシリーズ5(第21回モントリオールオリンピックまで) 近代五輪を振り返るシリーズ6(第24回ソウルオリンピックまで) 近代五輪を振り返るシリーズ7(第27回シドニーオリンピックまで) 近代五輪を振り返るシリーズ

          過去の五輪を振り返るシリーズ

          冬季五輪を振り返るシリーズ8(第23回平昌冬季五輪まで)

          今回から冬季五輪も第一回から振り返っていきます。 今回は第22回ソチ五輪から第23回平昌五輪までを振り返ります。 2014年 第22回 ソチ冬季オリンピック ロシアで初の冬季五輪開催となったソチ五輪。 選考では韓国の平昌、オーストリアのザルツブルクを破って開催都市に選ばれました。 今大会から新種目としてフィギュアスケート団体、スキージャンプ女子、スキーハーフパイプ、スキー・スノーボードスロープスタイル、スノーボードパラレル回転、バイアスロン男女混合リレー、リュージュ

          冬季五輪を振り返るシリーズ8(第23回平昌冬季五輪まで)

          冬季五輪を振り返るシリーズ7(第21回バンクーバー冬季五輪まで)

          今回から冬季五輪も第一回から振り返っていきます。 今回は第19回ソルトレーク五輪から第21回バンクーバー五輪までを振り返ります。 2002年 第19回 ソルトレーク冬季オリンピック 21世紀最初のオリンピックはアメリカのソルトレークシティで行われました。 ソルトレークシティでのオリンピック招致は1932年レークプラシッドオリンピック、1972年札幌オリンピック、1992年アルベールビルオリンピック、1998年長野オリンピックの大会に立候補しましたがいずれも落選。 5

          冬季五輪を振り返るシリーズ7(第21回バンクーバー冬季五輪まで)

          冬季五輪を振り返るシリーズ6(第18回長野冬季五輪まで)

          今回から冬季五輪も第一回から振り返っていきます。 今回は第16回アルベールビル大会から第18回長野大会までを振り返ります。 1992年 第16回 アルベールビル冬季オリンピック フランスのアルベールビルで行われた第16回大会。 ソフィア、ファールン、リレハンメル、コルティーナ・ダンペッツォ、アンカレッジ、ベルヒテスガーデンとライバル都市が多かった中で選ばれました。 ソビエト連邦の崩壊直後の開催となった今大会では、旧ソ連諸国のうちロシア、ウクライナ、ベラルーシ、カザフ

          冬季五輪を振り返るシリーズ6(第18回長野冬季五輪まで)

          冬季五輪を振り返るシリーズ5(第15回カルガリー冬季五輪まで)

          今回から冬季五輪も第一回から振り返っていきます。 今回は第12回インスブルック大会から第15回カルガリー大会までを振り返ります。 1976年 第12回 インスブルック冬季オリンピック 当初はアメリカのデンバーが開催予定でしたが、環境破壊等の問題で住民の反対運動が起こり、住民投票で大会開催が返上されます。 そのため急遽オーストリアのインスブルックで開催されることとなりました。 インスブルックでの開催は1964年以来2回目となります。 また、オリンピック憲章からアマチ

          冬季五輪を振り返るシリーズ5(第15回カルガリー冬季五輪まで)

          冬季五輪を振り返るシリーズ4(第11回札幌冬季五輪まで)

          今回から冬季五輪も第一回から振り返っていきます。 今回は第10回グルノーブル大会から第11回札幌大会までを振り返ります。 1968年 第10回 グルノーブル冬季オリンピック フランスのグルノーブルで行われた第10回大会。 カルガリー、ラハティ、札幌、レークプラシッド、オスロも立候補していましたが、1回目の投票で札幌、レークプラシッド、オスロが落選。 2回目の投票でラハティが落選。決選投票でグルノーブルがカルガリーを破って開催が決定しました。 この大会は初めてマスコ

          冬季五輪を振り返るシリーズ4(第11回札幌冬季五輪まで)

          冬季五輪を振り返るシリーズ3(第9回インスブルック冬季五輪まで)

          今回から冬季五輪も第一回から振り返っていきます。 今回は第5回サンモリッツ大会から第9回インスブルック大会までを振り返ります。 1948年 第5回 サンモリッツ冬季オリンピック 1944年のコルチナ・ダンペッツオ冬季オリンピックも第二次世界大戦の影響により中止になります。 5回目となるサンモリッツ冬季オリンピックは戦後に開催され、サンモリッツでは2度目の冬季五輪となりました。 第二次世界大戦の敗戦国である日本とドイツの参加が認められませんでした。 ただしオーストリ

          冬季五輪を振り返るシリーズ3(第9回インスブルック冬季五輪まで)

          冬季五輪を振り返るシリーズ2(幻の第5回札幌冬季五輪まで)

          冬季五輪も第一回から振り返っていきます。 今回は第二次世界大戦前までの幻となった第5回札幌冬季五輪までを振り返ります。 1928年 第2回 サンモリッツ冬季オリンピック 名実共に冬季オリンピックとして独立したのがこの大会からになります。 スイスのサンモリッツで開催されました。 この大会は天候に悩まされた大会でもあります。 日中の気温上昇で、リンクの氷が溶け、スピードスケート1万mは途中でやめて再レース、ボブスレーは4ラウンドのところを2ラウンドに変えるなど様々な影

          冬季五輪を振り返るシリーズ2(幻の第5回札幌冬季五輪まで)

          冬季五輪を振り返るシリーズ1(第1回シャモニー・モンブラン五輪)

          今回から冬季五輪も第一回から振り返っていきます。 今回は第1回シャモニー・モンブラン冬季オリンピックを振り返ります。 1924年 第1回 シャモニー・モンブラン冬季オリンピック 冬季オリンピックは1924年、夏の大会に28年遅れてはじまりました。 この大会は当初フランスが主催、国際オリンピック委員会(IOC)が名目的に後援して実施された『国際冬季競技週間(International Winter Sports Week)』という大会で、これを翌1925年になってIOC

          冬季五輪を振り返るシリーズ1(第1回シャモニー・モンブラン五輪)

          近代五輪を振り返るシリーズ外伝2(五輪招致に敗れた都市たち)

          近代五輪を第一回から振り返っていくシリーズ。 今回は外伝として五輪招致に敗れた都市を紹介していきます。 なお正確な情報が残っていない発祥当時の大会や1次選考で落選して投票の俎上に上がらなかった都市は含めていません。 第一次世界大戦まで 1896年第1回アテネオリンピックは初代オリンピックだったので対抗都市はありませんでした。 1900年第2回パリオリンピックではギリシャが毎回自分の国でやるべきだと主張しましたが、IOCは毎回異なる場所でオリンピックを行うことを決定し

          近代五輪を振り返るシリーズ外伝2(五輪招致に敗れた都市たち)

          近代五輪を振り返るシリーズ外伝(1940年東京オリンピック)

          近代五輪を第一回から振り返っていくシリーズ。 今回は外伝ということで中止になってしまった幻の1940年の第12回東京大会を振り返っていきます。 1940年 第12回 東京オリンピック 1929年に、日本学生競技連盟会長の山本忠興は来日した国際陸上競技連盟(IAAF)会長・ジークフリード・エドストレーム(後のIOC会長)と会談し、日本での五輪開催は可能か否か、という話題に花を咲かせます。 このエピソードが東京市当局や東京市長・永田秀次郎にも伝わり、にわかに五輪誘致の機運

          近代五輪を振り返るシリーズ外伝(1940年東京オリンピック)

          近代五輪を振り返るシリーズ8(第30回ロンドン五輪まで)

          近代五輪を第一回から振り返っていきます。 8回目となる今回はアテネオリンピックからロンドンオリンピックまでを振り返ります。 2004年 第28回 アテネオリンピック 108年ぶりにオリンピックが第1回大会開催都市のアテネに帰ってきました。 しかし競技施設の建設をはじめとする準備は、事前の計画より大きく遅れ、開会式当日まで間に合わず、工事が続く施設が相次ぎました。 さらに大会後は年間1億ユーロかかる維持費を抑制するため、ギリシャ政府は商用施設への転換を検討していました

          近代五輪を振り返るシリーズ8(第30回ロンドン五輪まで)