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2022年1月6日 ケニアのTegla Loroupeとは?

2022年1月6日(木)
難民スポーツのパートナーであるTegla Loroupeとは?
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年末のケニアでハイエナに襲われて人が亡くなるというニュースがありました。日本ではあり得ないニュースですがアフリカでは起こり得る。そんな痛ましいニュースは首都ナイロビから60kmの村。東京から換算すると鎌倉くらいの距離に相当します。そんな距離の村でハイエナに囲まれてしまうんです。同じ村で仕事の帰り道に20頭のハイエナに囲まれた人も。。以前、訪れたケニアの町でもカバが出現していました。カバ?と思うかもしれませんが、アフリカの中でも危険だと言われている動物です。アフリカも、日本でも昨日は痛ましいニュースがありましたが動物に命を取られるということに注意しなくてはいけません。
#注意

ぜひ、より多くの難民の選手たちに希望を創り出すために共に進んでいければ幸いです!

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★ Tegla Loroupe Peace Foundation
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昨日の記事でお話をさせて頂いた通り、Ms.Tegla Loroupeは20世紀のマラソン世界最速女王であり、当時の世界記録の保持者でした。
10月にケニアで彼女とお会いし、話した時にいろんな話をさせてもらったんですが、日本人としては彼女の意識や思いは想像の世界でしかありません。理解しようとしますが、それは日本人では経験できない域であり、想像を超えていることだからです。
彼女の故郷はケニアのKapenguriaという街で、首都ナイロビから400km以上離れており、車で8時間以上掛かります。(次回のケニア訪問で訪問予定)そんな街で生まれた彼女は、マラソンの拠点をドイツに移し、トレーニングに励み、1998年に当時の世界記録、1999年には自分自身の記録を超えて世界新記録をマークしました。そんな彼女にとっても『機会の重要性』という面では完全に意見が一致していました。彼女自身がヨーロッパに行き、その機会で世界レベルの選手になったという経験からも来ていると思いますが、彼女はケニアの難民キャンプ(難民選手がトレーニングをしているキャンプではなく、ケニア近隣諸国から逃げ出さずえなくなり難民として入国し、厳しい環境で生活しているキャンプ)に自分自身の足で訪問し、サポートをし、そこから選手をスカウトしています。自分自身で難民キャンプに訪問しているからこそ、厳しい環境を目の当たりにし、だからこそもっと多くの機会の必要性を彼女自身の口から聞くことができました。

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