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2022年3月9日(水) ザルツブルグとマリ

ザルツブルグのマリ選手の獲得
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日本の中でも馴染み深いオーストリア・ザルツブルグ。南野選手が所属していたクラブである。
そんなザルツブルグだが、オーストリアリーグ内での選手のマーケットバリューが飛び抜けて高い。
その一因としては、アフリカ・マリにターゲットを定め、タレント候補の選手をザルツブルグに迎え入れ、育て、評価を上げる。評価がより高まった選手は、グループ内のクラブである、ドイツのライプツィヒに移籍し、更なるステップアップを求めてゆく。
その最初の場所として、ザルツブルグは大きな役割を果たしているのだ。
ザルツブルグの下にはFC Lieferingというセカンドチームがある。18歳で移籍してきた選手はまずはこのFC Lieferingで出場機会を得ながら成長してゆくという道筋を辿る。

マリはワールドカップ最終予選も控えて、初めてのワールドカップ出場を狙える位置にいる。もし、出場が可能ことになるとこのザルツブルグが果たした役割はとても大きなものになる。

まずマリ人選手がどれくらい所属しているのか?

5選手もいる。

その中のうちの1選手、Mohamed Camara

2018年、18歳になり国際移籍が可能な年齢になりオーストリアにやってきた。
まずはFC Lieferingから他のオーストリアのクラブにレンタルをし、プレー。
その時の金額はわずか€400Th.(約5,000万円)である。

その後、出場機会を得ながら順調にプレーし、2019年にザルツブルグに移籍。
ザルツブルグで評価を上げ続け、現在の価値は何と、23m€である。日本円で約25億円。3年も経たないうちに、50倍以上も評価が上がった。

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