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幸せとの出会い


少年は貧しい家庭に生まれた。それゆえ”幸せ” というものを知らなかった。幸せって何だろう。どんな感じがするんだろう。少年は幸せを渇望して、空に向かって叫びました。「神様、幸せとはどういうものですか」。すると、少年の前にサッカーボールがコロコロと。そして神様はこう言った。

「少年よ、そのボールを蹴ってごらん」


何の雑誌だったかな。ずいぶん前に読んだ記事でうろ覚えなんだけど、いい話だったので忘れないように書き記してみました。確かブラジルに伝わる話だったような。

”好きなように描いてごらん” でも、”あそこまで走ってごらん” でも、”その鍵盤を叩いてごらん” でも。幸せだと感じる瞬間に出会えれば、人はみんな幸せになれる。そして誰もがもう出会ってる。

自分の幸せを大切にしたい。


ちなみに、神様になった気分で小さい子の前にボールを転がすと、だいたいみんな喜んで蹴ってくれます。それが幸せだよ。



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