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最近の記事

イチローが1番から9番まで揃ったら、何点取れる?

日本でイチローを知らない人はほとんどいないだろう。日本時代にはオリックスに所属し、首位打者7回、打点王1回、盗塁王1回、最高出塁率5回、最多安打5回などを獲得し、満を辞してメジャーリーグへ移籍。MLBでもシーズン最多安打記録保持者(262安打)や、10年連続200安打を記録。また、アジア人打者として初の新人王にも輝いた。 そしてプロ野球ファンなら誰しも思うことがある。 イチローが1番から9番まで揃ったら、何点取れるんだろう? 今回はその真相を明らかにしていこうと思う。

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      2019年度のセパ両リーグにおける盗塁阻止率をまとめたのが以上の図だ。ジャイアンツの小林誠司選手や、甲斐キャノンで話題となったホークスの甲斐拓也選手は肩が強い捕手として有名だろう。また、元選手会長でヤクルトで長年プレーした古田敦也捕手は年間盗塁阻止率.644と、歴代最高記録を保持している。 プロ野球において、キャッチャーを評価する指標の一つが”盗塁阻止率”。盗塁阻止率が高い捕手は肩が強いと評価する人も多いだろう。しかし、この盗塁阻止率の高さと肩の強さは必ずしも比例しない

      • 14歳でプロ契約した神童の光と闇。久保建英へも通じる不安とは?

        神童とは、驚異的な能力を発揮する人物、特に少年時代に並外れて優秀であった者に対しての尊称である。 久保建英、ウーデゴール、アンスファティ、ロドリゴ。今世界には多くの”神童”があふれている。彼らは非常に若くしてその才能を発揮し、多くのビッククラブから注目を集めている。 欧州五大リーグとJリーグに目を向けると、1937年に15歳287日で最年少ゴールを決めたアマディ選手が最も若いゴール記録を持っている。 また、東京ヴェルディで当時Jリーグ史上最年少となる15歳10ヶ月6日で

        • ”サッカー不毛の地”アメリカでサッカー人気が急上昇!MLSの正体とは。

          サッカー不毛の地、アメリカアメリカと言えば、言わずと知れたスポーツ大国だ。NBA、MLB、NFL、NHLの4大スポーツは世界1位の規模と実力を誇る。 しかしそんなアメリカでも、サッカーに関してはあまりイメージがない方も多いかも知れない。W杯でも、アメリカ代表にはそこまで印象はない。 それもそのはず、アメリカではこれまで何度も国内サッカーリーグの人気拡大を図ってきたが、国民の心を掴むことができなかった歴史があるからだ。 そんなサッカー”不毛の地”アメリカで、新たなサッカー

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          財政危機から回復したドルトムントの経営戦略にヒントが?コロナ禍からJクラブが回復するために必要なこととは。

          『サッカー界は、想像を絶する経済的な問題に直面している。クラブやリーグに経営破綻の危険があり、仮に消滅すれば、復活できる見込みもない。』 FA(イングランドサッカー協会)理事会でグレッグ・クラーク会長がこう語ったように、今、コロナによって多くのクラブや球団の財政が圧迫されている。世界中様々なクラブで給与カットや従業員解雇、しまいには破産申請までもが報告されている。 こうした現状に対し、スポーツクラブは今後どう対応していくべきか。今回は、そのための道標となる可能性をひめたク

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          韓国でプロ野球が人気急上昇中。将来的にはNPBを追い越す?

          野球といえば、日本のNPBとアメリカのMLBを一番に思い浮かべる人が多いかもしれない。事実、日本のプロ野球のレベルは高く、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が発表する野球の世界ランキングでは、2018年から2年連続で日本が世界1位に君臨している。 このランキングは、U-12世代からトップチームまでの全てを含めた、当該国の「総合野球力」を示すランキングで、過去4年間の国際大会の結果を基にポイントが加算され、合計ポイントにて順位が決定している。 アメリカのランキングが低い理

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          『野球は投手力』は本当か?

          よく、『野球は投手力』と言われることがある。野球において投手力というのは勝敗にかかわる大きな要素で、勝つために計算する基本の部分である。『野球は投手力だ』と言われる理由は、投手力が良ければ打線が貧弱でも、スコア自体に差がないためホームランやエラーなどがあればワンチャンスで勝つ可能性が高くなるからだろう。また、打力を重視すると好調と不調の波が激しいが、投手力を重視すれば大量得点の試合は多くなかったとしても、勝ちや引き分けの試合が多くなるので、優勝に近づける。長い目でみても、野球

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          コロナ禍によってスポーツの人気は増加する?歴史から学ぶスポーツと感染病

          概要いま、世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルス。毎日のように世界各地で感染者が拡大し、緊張感が走っている。JリーグやNPBはこれを受け、2020年3月には両団体共に今シーズンの開幕を中断、延期した。 しかし次第に国内の感染者数が減少してくると政府は『緊急事態宣言』を解除。それに伴ってNPBは6/20、Jリーグは7/4からリーグを再開した。(J2は6/24から) コロナによる自粛要請の中で待望の幕開けだったが、ここにきて国内では感染者が再度増加。しまいにはソフトバンク

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