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ICTがすきなんだなぁ。やっぱり。(地域おこし協力隊14か月目)

ども!地域おこし協力隊の黒木です。

今日はスポーツ系の隊員としてミッションを行っている私の「ICT好き」についてのお話をしたいと思います。

前職はICTの会社に勤めていました

私は現在地域おこし協力隊として活動をしておりますが、
前職は商社系IT子会社でデジタルマーケティングや教育サービスの運営を行っておりました。
前職ってことは辞めたんでしょ?IT嫌いなんじゃないの?」と思われた方、違うんです!

※「ICTってそもそもなんじゃい?」という人のためにちょっと引用。

ICTは「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションを指します。情報処理だけではなく、インターネットのような通信技術を利用した産業やサービスなどの総称です。
ICTは、ITに「Communication(通信、伝達)」という言葉が入っており、ITよりも通信によるコミュニケーションの重要性を強調しています。単なる情報処理にとどまらず、ネットワーク通信を利用した情報や知識の共有を重要視しています。スマートフォンやIoTが普及し、さまざまなものがネットワークにつながって手軽に情報の伝達、共有が行える環境ならではの概念です。
~中略~
ICTとITは、ほぼ同じ意味の言葉ですが、具体的には使い分けされており、何を重視するかがポイントです。ITは、ハードウェアやソフトウェア、インフラなどコンピュータ関連の技術そのものを指す用語です。一方、ICTは情報を伝達することを重視し、医療や教育などにおける技術の活用方法、またはその方法論といったものを指します。

https://hnavi.co.jp/knowledge/blog/ict/

こういった会社に入った理由は様々ですが、大きく括ると
「仕事をしたくない」これに尽きます。

働くことは別にいいのですが、
仕事をしたくはないという感じ。

“仕事”は“仕える事”、つまり誰かから「これをしてください」と受動的に任せられるもの。“働く”は、“人が動く“と、やはり主体的な行動が思い浮かびます。

https://nagoya-magent.jp/column/2010.html#:~:text=%E6%BC%A2%E5%AD%97%E3%81%A7%E3%82%82%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%BF,%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E4%BA%BA%E3%82%82%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

私もこの考えを持っています。

出来るだけ仕事を減らして働くことで
自分も仕事を削減し、周りの人にも横展開できる
「傍楽(はたらく)」
という考えが実践できると思い就職しました。

RPAというソフトウェアロボットによって
単純業務を削減して仕事を減らすことが出来る
そう思って私はその職場に就職しました。

自分の業務にもRPAを導入して業務を省人化したりしていたのですが、
どれだけ業務省人化して効率を上げても褒められることもなく。。。
出来るだけ仕事をゆっくりちんたらやっている方が得である環境に感じてしまいました。
そうなると「傍楽」をしたい私としては仕事のミスマッチを看過できず
精神的に苦しくなってしまい傷病休暇を取りそのまま職をフェードアウトしてしまいました。

つまり、ICTの力を使って働くことは好きだったわけです!

現職はICTが弱すぎる

そんなこんなでスポーツ隊員として
新たな土地で
新たな仕事を
新たな人達と

まさに
新たな人生
を送ることになったわけです。

ですが
東京・千代田のIT企業の職場から
福島・玉川村のスポーツ隊員の転身は
ギャップがすごかったです。

例えば
前職では出退勤や就業時間管理はアプリを使って
各自のPC、スマホから出退勤管理をしておりました。
現職では
タイムカード打刻と有給代休簿の手記入で管理しています。

前職では全職員に仕事用のiPhoneが貸与されており、
SlackやTeamsで仕事のやり取りをし、会議はZoomで行っておりました。
現職では
職場内には未だガラケーをこよなく愛しておりLINEが出来ない方もいます。
仕事の話も個人的な話も伝達事項程度であればLINEでやり取りをしていますし、セキュアな情報は電話にて口伝されたりします。
月に一度定例会がありますが、対面が求められます。

前職では業務日報はMailかSlackで提出しておりましたが
現職では活動報告書は毎月紙で印刷、提出しております。

このように上げたらキリがないですが、
前職で「古い」と言われていたことを実践しているのが今の職場です。

でも私は知っているのです。

ICTは便利であることを!

ICTを採用してもらったこと

ICT知識を現職で採用してもらったものも多々あります。

  1. Googleドライブでの引継ぎ資料管理。

  2. Googleフォームを用いた参加申し込み。

  3. 単純業務の効率化にGoogleAppSheet を活用。

  4. AppSheetを用いた酒気帯び確認記録簿の記録。

  5. Scratchを用いた体験教室の講師補佐。

今後はWebサイトの制作・更新やSNSのコンサルティング、Eコマースについても対応が出来るようになっていければ、ICT包括サポート事業を行うことが出来ると思っております。

全国各地からの依頼を受けられ、場所を選ばず対応可能な仕事を増やしていくことが私のQOLを上げる「傍楽」であると思いますのでICTをこの地で利活用促進していきたいと思います。

目標「ICTを解決策の選択肢に加える」

なんでもかんでもICTで解決はできません。
私が目指すのは「選択肢にICTを増やす」ということです。
合わないと出来ない仕事には限界があるので地方の人にこそICTの力を活用してもらいたいのです。

Googleで検索できるようになるだけでいっきに頼る人間が増えます。
「身の回りの人→全世界」といった具合です。

孫に尋ねるように検索し、
毎月帰省するかのようにオンラインで会う。
手紙のようにメールやチャットツールを使い、
手を動かさなくても部屋が掃除される。
そんなことを平然とやってのける高齢者が沢山生まれると面白いですね!

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