記憶とか記録とか
写真をよく撮る人が多分、好きではないであろうことば
「記録より記憶っしょ!」
わかる。全て記憶できたらきっと写真なんていらないのよね。
今、東南アジアを一人で旅しています。
昨日初めて日本人に会って、
一緒にカンボジアの夜を遊んで、とってもとっても楽しかった。
今日の朝バンコクに行く彼らを見送るとき、
すごい寂しかったけどトゥクトゥクに乗って木漏れ日をたくさん浴びている彼らを見て
強烈に、その光景を静止画として残したかった。
本当にうつくしかったから、自分の人生でずっと大切にしたいと思った。
でもカメラはなくて、「私は何のために写真を撮ってるんだ…」と
でもその分きっとずっと忘れない記憶に、
脳のどこかにある「写真として遺せなかった大切な光景フォルダ」に入ることができました。
そのフォルダは、ふとした瞬間にしか開かないけど、記録と同じくらい鮮明で愛おしい。
だから、記憶より記録とかじゃなくて、使い分けですね。
一生忘れない光景に何度出会って、何度思い出して、どれほど大切にできるか。
そういうことなんじゃないのかなぁと
カンボジアのカフェで思っています。
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