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ドラフト候補2020推し選手〜大学生投手編〜

・3回目にもなると話すことがなくなってきました。はるつきです。今回は大学生投手編と言うことで推しの選手について紹介したいと思います

・にしても明日に迫りましたね、ドラフト会議。夢を目指して頑張ってきた選手達の結果が、ここではっきりとするのですから。関係者は緊張の面持ちだろうなあと思います。なんにせよ、楽しみですね!

それでは、今回も推したい大学生投手5人を紹介致します!

1人目…完成度No. 1右腕:大道温貴


〈推しポイント〉

・大卒は高卒と違い、3年くらいで戦力になって欲しい、なんなら1年目から戦力に!と期待される存在になります。特に今年はコロナもあり育成に余力を裂けないからか、即戦力投手を渇望するチームが多い印象です。そんなチームにお勧めしたい投手です。

最速150キロの直球と、効果的に使う縦スライダーにチェンジアップ。それを9回まで続けるスタミナもあります。それらを支えるのが下半身の強さ。特に4年の秋になってからよりがっしりした体つきになっており、整ったフォームが試合終了まで崩れない秘訣となっています。

・それに呼応してか、今年秋の成績は奪三振率15.0、防御率0.25という圧倒的な数字を残しました。確かに地方大ではあるもののここまでの成績は圧巻の2文字です。長年の課題だった制球も安定し始め、いよいよ本格化しつつあります。

左は早川右は大道。即戦力!1年目から先発ができる!という観点では、私はこの2人が抜きん出ていると思います。早川に突っ込んで外した後のハズレ1位や2位で消えていくんじゃないかと、ワクワクしながら当日を待っています。

参考動画→https://youtu.be/dVzXU3RalEI


2人目…目指すは最強サブマリン!:中川颯(立教大)


〈推しポイント〉

・もうタイトルの通りですね。最速は136キロと聞くと、遅いなあと思いますが、それがサブマリンだと聞くと印象は一変すると思います。ここまで質の良いアンダースローの大卒投手は、少なくともここ数年では覚えがないですね。間違いないです。

・常時130キロを記録するストレートもさることながら、1番推したいのはスライダー。その回転数は驚異の2700!!MLB平均が2430であることを考えてもその凄さが伝わるでしょうか?右打者から逃げていくように変化する球筋は、分かっていても打ちにくそうです。

・しかしながら今年の秋は不調に陥っていました。防御率が10点代まで落ち込み、ベンチ外を経験するなど苦労を重ねてきました。しかしながらドラフト直前の登板にて9回2アウトまで無失点投球!4球団のスカウトの目の前で復活をアピールしました!これで少し吹っ切れたのではないかと思っています。

サブマリンの王道を往く大型右腕。184センチの身体を目一杯使い地面スレスレから投げ込む彼の投球スタイルが、プロでどこまで通用するのか……指名された暁にはその顛末をしっかり見届けようと思います!

・参考動画→https://youtu.be/7FyxIF_8fGs


3人目…ほんの少しのスパイス:中道佑哉(八戸学院大)


〈推しポイント〉

・4年秋にノーヒットノーランを達成した左腕です。先程紹介した大道と二枚看板を背負っていましたが、王道の大道と違い彼は出所の見えないリリースポイントとダイナミックなフォームがMIXされた変則左腕です。

・正直ここで色々語るより動画を見て欲しいですが、内角にググッとえぐる直球、すっと動線から消えていくスプリットが持ち味です。肘を目一杯曲げて投げるそのフォームはタイミングが取り辛く、特に正統派投手の後に登板した日にはバッターは大変苦労するでしょう。

・もしもプロで指名されるとしたら左腕の中継ぎになると思います。ではプロでこのタイプの投手はというと、やはりあまり思いつかない。どこまで通用するのかは置いておいて、現状の投手陣にアクセントを加えられる投手だと思っています。

リリーフ左腕として存在感を発揮できるフォーム。彼の持ち味はそれが最も大きいと思います。少しまだ制球が荒いものの、プロの世界でも彼のクレバーかつダイナミックなフォームが輝くことを期待しています!

・参考動画→https://youtu.be/sCx3ME1GnLw


4人目…技巧派スタミナお化け:打田雷樹(大阪学院大)


〈推しポイント〉

・大卒投手でもやはりストレートの強さや球速といった要素は大きなウェイトを占めますが、それとは一線を画し、制球力とスタミナを武器にプロからの指名を待っている選手もいます。今回紹介する彼もその1人です。

・身長186センチの長身とは裏腹にその投球スタイルは技巧派そのもの。低めに丁寧に集めて、落ちる球で空振りを狙い、曲がる球で打たせて取る。147キロと球速の遅さを除いたら欠点はなく、見た目の印象とは大きく違っています。

・もう一つの特徴として無尽蔵のスタミナがあります。大学4年間で320回を投げ切り、2年の春から主戦としてチームを引っ張ってきました。先発すれば持ち前の制球で試合を作り、それを長い回持続させる力。大卒投手は数いても、この観点で見た時に彼以上の選手はそう多くありません。

・制球とスタミナを武器に指名を待つ西の大型右腕。この4年間決して全国的な有名校とはいえない大阪学院大をエースとして支えてきました。その結末はどうなるのか、明日が楽しみです!

参考動画→https://youtu.be/bjhgVgu_axc


5人目…ボールは横から抉ってくる:江村伊吹(大東文化大)


〈推しポイント〉

・恐らく今回紹介する選手の中で最も知名度が低い投手だと思います。元々は新潟の北陸高校で県内の強豪校をなぎ倒してきた左のエース。その時とは少し違うフォームで今回隠し球として紹介したいです。

・注目して欲しいのはリリースポイントの低さ。リリースポイントは高さで勝負する投手が多い中、彼は低くなおかつ横からボールを繰り出す。とても綺麗なクロスファイヤ。それが彼の真骨頂です。

・それらを生み出しているのは、しなやかな腕の振りです。鞭のようという表現は月並みではありますが、それを上下ではなく斜めに切れ込むように投げ込むのが特徴。この投手もまた、変則とまではいかないものの、既存投手陣に違う味を提供してくれる選手です。

・東都二部で指名を待つ隠し球左腕。プロからの評価どころかドラフトレポートすら上がってきていない選手ですが、毎年こういう隠し球にもスポットライトが当たるのもまた事実。指名されて欲しいなあと気長に待つことにします。

・参考動画→https://youtu.be/MK2zKFdx-L8


最後に


・なんとか大学生投手編まできました。あと出せて野手編かなあと。時間がなくて申し訳ないですが、当日のドラフトが楽しみで仕方ありません!!

・全員指名されて欲しいですが、たとえ指名がなくても今後社会人や独立リーグで活躍できるよう願っています。それでは!

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