ドラフト候補2020推し選手〜高卒野手編〜
・初めましての人は初めまして、はるつきです。前回は高卒投手の押しを紹介してきましたが、今回は野手編になります。
・投手の時以上に自分の好みの入った選手達になりそうですが、宜しければ最後までご覧になって下さい。そしてドラフトでの吉報を待ちましょう。
1人目…ナイスミートの強肩強打:土井翔太(郡山)
〈推しポイント〉
・キャッチャーの主な評価項目といえば肩でしょう。それに高卒なら打撃、大社卒なら後逸を防ぐ壁としての役割など守備面がプラスされるイメージです。なら彼はというと、肩よし守備よし打撃良しの捕手、しかもショートも守れるとなれば、もはや属性過多と以外言いようがありません笑笑
・高校通算32本塁打。二塁送球到達タイムは1秒79(高校野球ドットコムの動画参照)。決して全国的に有名とはいえない郡山高校において、1年夏からレギュラーとして数々のポジションを経験してきました。
・個人的に1番注目して欲しいのは彼のコンパクトな打撃だ。決して大振りではなく、かと言って当てたスイングでもない。しっかり間合いをとってミートを意識し、なおかつ遠くへ飛ばしている。これは木製になっても力を発揮できるのではないか?と考えています。
・決して力に頼らない強肩強打の捕手にして遊撃手。甲子園などの実績は皆無ですが、素材としての魅力は満点だと思います。
・参考動画→https://youtu.be/tNQJduwPT3E
2人目…完成度の高い未完成素材:元謙太(中京学院大中京)
〈推しポイント〉
・昨年の夏ベスト4に進出した中京学院大中京において中軸を担っていた彼は、中継ぎとして登板することもあった。最速144キロを記録し今年はエースとしてチームを引っ張った彼だが、プロでは内野手一本でやっていくことを明言している。
・魅力は何か?と言う問いにすぐ答えることはできない。遠投100m、50m5秒9。高校通算18本塁打とのことだが夏の独自大会で6割3本と暴れ回ったことから、非力とも思わない。昨年は細かったが今期10キロのぼ体重が増えた。186センチ85キロの体格も魅力。
・一言で言うなら素材型かつ身体能力の高い野手なのだろう。にも関わらず、既に各スタッツ高水準となっている。おかしな言い方かもしれないが、ここまで完成されている素材型野手は初めて見た。
・恵まれた身体と野球センスに基礎力もある素材型。上位指名と予想されるのももっともだ。将来彼がどのような選手になっているのか、今から楽しみです。
・参考動画→https://youtu.be/dBva74oI85E
3人目…身体にバネを持つ男:桑原秀侍(神村学園)
〈推しポイント〉
・最速149キロを記録する投手としても評価されている選手だが、内野手としてのプロ入りを推したい。現に独自大会などでもショートでプレーしてきた。
・投手時代からずっと思ってきたのだが、この選手はとても手首が柔らかい。それが投手時代は柔らかい腕の振りから多彩な変化球を演出したし、バッティングでは手首の返しで持ち前のパワー以上の飛距離を叩き出してきた。
・それだけに止まらない。守備になるとバネは足に宿る。ヒットコースのボールも横っ飛びで止め、サード寄りの打球すら捕球しアウトにする。もしかしたらこの選手はものすごいバネを持っているのではないか?私が確信した瞬間だった。
・運動神経抜群のバネが、プロ野球の世界で輝きを放てるか。育て切るまで時間がかかるかもしれないが、面白い素材であることは間違いない。投手が野手、どちらを選ぶのかは彼次第だが、そのどちらでも活躍する可能性が広がっていると思う。
・参考動画→https://youtu.be/pF18dxd3Ypo
4人目…和製助っ人外国人:笹川吉康(横浜商)
〈推しポイント〉
・この選手の身長はなんと194センチ!!体重86キロ!!まあ今年は秋広選手や阿部選手、今西選手といった2メーター選手もいるのであれですが、でかいことに変わりはない。そして彼の持ち味は勿論、圧倒的パワーである。
・しかし、単純にパワーがあるからと言う理由で彼を推したわけではない。彼に注目して欲しいのはバッティングフォームだ。見ててスカッとするようなフルスイングをしている。力任せではなく、それでも力感のあるフォーム。
・ぶんぶん丸ではなく、しっかり間合いをとったスイングを心がけているのに、インパクトの前後には力一杯振り抜きスタンドまで持っていく。それはまるで、子供の頃見て驚愕したありし日の助っ人外国人選手のようだった。有り体に言ってしまえば、日本人離れしている。
・かつて外国人選手に夢見ていた選手像の原型。プロに入ってどうなるかは本人次第だが、プロの球についていけるようになれば間違いなく球団の4番を背負える逸材だ。得点力不足に悩めるチームは、中長期的な活躍を期待し是非指名して欲しい。
・参考動画→https://youtu.be/ctxs_KxVvKM
5人目…類稀なる木製適正:石川慧亮(青藍泰斗)
〈推しポイント〉
・コロナ禍により甲子園が中止になった結果として開催された合同練習会。西で最も掘り出し物だったのは前回記事で紹介した千葉選手だったが、東で挙げるならば彼であろう。現中日石川翔選手の弟である。
・柵越え二本を放つ活躍を見せたその日、何よりも心を打ったのは木製への対応である。高校時代活躍した選手が、プロの世界で全く打てなくなる。そんな現象を金属打ちとか木製への対応が……なんて言われ方をよくする。皆さんも一度は耳にしたことがあるだろう。
・しかし彼のシート打撃を見ると、本当に最近まで金属バットを使っていたのか?と疑いたくなる。しっかり芯に捉えて外野に持っていく。鋭い打球が次々と飛んでいく。173センチという小柄な身長も、センターラインを守っていないディスアドバンテージも、全く気にならなくなった。
・既に木製バットを使いこなす類稀な存在。昨年世界大会で木製バットで打ちまくり評価をグンと上げた、奇しくも同じ苗字の石川選手と被るところがある。アジア大会も無くなった今年、木製にいち早く対応できる選手が欲しいのであれば、是非彼を指名して欲しい。
・参考動画→https://youtu.be/mR1xa6b95Lk
最後に
・今回は結構知っている選手が主だったのではないでしょうか?この記事はあくまで自分の推しについて語っているので、隠し球紹介ではないのでご了承下さい笑
・本当はここから大卒投手、野手、社会人独立投手、野手と行きたかったのですがドラフトが始まってしまいそうですね……かける分まで書いていきたいと思いますのでよろしければまたご覧下さい!
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