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世の新人ちゃんたちへ。「気が使えない」と言われた時に。

 「気が使えないな」といった類のことを、新人時代に散々言われたな。と突然思い出した。メンタルブレイクするくらいに、毎日毎日、だれかに言われていた気がする。いや、人間の記憶は自分に都合の良いように改竄されることが多いので、「散々」の程度は「時々」言われ、「半分くらい」は本当に自分が悪かったとしておこう(そんなことはどうでもいい)。

 ではなぜ、新人時代の私は「気が使えな」かったのか? あの頃に言われたことを、「なぜ言われたのか」と振り返るうちに気づいた。

「仕事に慣れていなかったからだ!」と。

 だってもう言われないもん。「気が使えない」って。あの頃の自分といまの自分、なにが違うって、経験値=「慣れ」だ。仕事に慣れると、その分だけ先回りして物事を考えられるようになる。「あ、あと30分で打ち合わせや。事前にあれ準備しとかな」、「○日後に提案するから、それまでにこの日とあの日に先輩のチェックを挟んどかな。ほな、早いとこ時間もらえるように相談しとこ」、「お客さん、たぶんこういうとこに不安を感じるやろし、先伝えとこ」とかとかとか。たしかに、社会人としての経験をしていないにも関わらず、勘や察しの良さが驚くレベルの人もたまにいる(私の同期がそうだったため、比べられていつも非難されていた。悲しや、、、)。ただ、その方がまれである。

 なので、世の新人の子たち、またはこれから社会人になろうとしていて不安を感じている子たちに告ぐ!

「気が使えない」と言われた時は、考えてみよう! それが、「これまで生きていて一般的に使える気(ゴミ箱がいっぱいになっていたら捨てる、デスクが汚れていたら拭くなど、これまで経験してきたこと)」なのか、「仕事や会社に慣れていないと使えない気(先ほどの例のような、業務を行う上での優先順位の付け方やお客さんのことを考えること、もしくは会社のしきたり、上司や先輩のクセなどの、これから知る・経験していくこと)」なのかを!

そして、後者の場合は話半分でいい! あまり気に病まないで! 大丈夫、そのうちできるようになる! 痛みをかわそう! もしくは軽減しよう!

 これが、社会人4年目を終えようとしている私の見解である。異論は認める。ただ、「会社や仕事に慣れていないと使えない気」に対して「気が使えない」と怒る上司や先輩は、その人の「教える側としての気」が使えていないだけだと、私は思っております。「これって気の使い方でなんとかなるんじゃないの?」と思った瞬間に、「本当に気の使い方の問題なのか? 慣れの問題ではないのか?」をきちんと自問すること。これを忘れないようにしたい(この記事は、自戒を込めています)。

 世の新人ちゃんたち、新人候補ちゃんたち、これを読んで少しでも安心してくれたら、私にとってこれ以上のことはありません。お仕事、がんばろうね。私もがんばります。でも、いまはがんばれなくてもいいこと(がんばらなくてもいいこと)だってあるからね。そういうことです。

(これまでのことに、なぜ急に気がついたのか。ここから先は自分の忘備録のために書いていますので、特に読む必要はないです! ためになる何かも書いてません!笑 自分の思考の整理のための記録です)

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