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My Favorite CD Jacket -yellow-


ジャケットの色でアルバムを紹介する個人企画も第3弾になりました! 青編赤編に続いて、原色最後の黄色です。いえーい! ぱふぱふ!

私はぱっと見でわかるくらいにブルーベースの肌なので、黄系の色がまじで似合わないらしいんです。黄色の服、結構持ってるんだけどな。ショック……(笑)

まあでもアルバムジャケットは似合う・似合わない関係ないですからね、意気揚々と語っていきましょう。語らせてください。本日も10枚10曲です。

* * *

『andymori』 andymori

初期衝動にあふれたファーストアルバム。黄ジャケといえばこれ! という方も多いのでは? andymoriの存在は本当に私の青春だったな。“Life Is Party”は特に大好きな1曲。歌詞にある「楽園なんてないよ 楽園なんてあるわけない」が良い。人生だ。

『アリスとテレス』 天才バンド

奇妙礼太郎×Sundayカミデを中心に結成された、その名の通り天才的なバンド。メンバーチェンジ後にTENSAI BANDⅡと改名、しかし昨年1月に惜しくもファイナルを迎えてしまいました。
“firefly”はその昔に大阪にあったクラブの名前で、奇妙さんとサンデーさんが出会った大切な場所でもあります。

「とりあえず、君の好きな音楽が響くよ今夜は レコードが回るフロアは君も僕も今だけの firefly」という歌詞は、いまでは別の意味で沁みてしまうね。

『AINOU』 中村佳穂

中村佳穂とはこのアルバムが出る前に京都のボロフェスタで出会っていて、パフォーマンスの熱量に圧倒されたわけですけれども。それがそのままアルバムに込められていてすごい。しゃべるように歌い、歌うようにしゃべる。「ミュージシャン」として生きている人だなと思う。

『POWER』  chelmico

『映像研には手を出すな!』の主題歌ですっかりお茶の間に馴染んだ感のあるchelmicoのメジャーデビューアルバム。ライブも2度ほど観たけれど、かわいくてゆるくてかっこよくて、すっかり虜になってしまった。“Love Is Over”はコール&レスポンスもできてたのしい1曲。「愛したい、恋したい、でも愛されたい」。これ、みんな思ってるんじゃない?

『OLD AGE SYSTEMATIC』 NYAI

スピッツ・草野マサムネがラジオで紹介しており、どハマりしてしまった福岡のバンド。京都までライブも観にいったよ。Number Girlや初期Base Ball Bearが好きな人は要チェック。尖ったギターが最高なんだな。“Merrygoround In Rainy Days”は疾走感とせつなさとみずみずしさにあふれていて、もう何回でも聴きたい。

『ネオ』 キリンジ

キリンジを聴くようになったのは割と最近。Base Ball Bearのサポートに、ギタリストの弓木英梨乃さんがついてくれていたことがきっかけ。彼女の弾くギターにもっと触れたくて、キリンジにたどり着いたのでした。“Mr.BOOGIEMAN”は弓木ちゃんがリードボーカルをとっているキュートなディスコソング。ゴキゲンな休日に聴きたい。

『CURRY』 ムノーノ=モーゼス

全5曲のミニアルバムながら、とてもバラエティに富んだ1枚。いろんなスパイスが混ざったカレーのように風味豊かなの。中でもいちばん好きなのが、ワウの効いたイントロのギターが印象的な“ドキドキ(しちゃうね)”。80'sカラオケ映像のようなMVもいかしてる。声を張り上げたとき、少ししゃがれる歌声がたまらんね……。


『ロックンロール発電所』 SISTER JET

4曲入りのミニアルバムで、“Young Pretender”含むオリジナルが2曲、“Blitzkrieg Bop”(ラモーンズ)、“Johnny B. Goode”(チャックベリー)のカバーが2曲の元気な作品。いま聴いても心の底からパワーが湧いてくるぜ。一度だけライブを観たことがあって。あぁ、ワタルくんかっこよかったなぁ。

『新しいNEWネオ室町』 踊る!ディスコ室町

変な名前のバンドが京都から!? とやや衝撃が走った踊る!ディスコ室町。その名からは想像がつきにくいけれど、めちゃくちゃグルーヴィなファンクを鳴らすんです。とても同世代とは思えぬ渋さで。
同じく京都出身の中村佳穂と共同企画ライブをやったことがあるみたい。居合わせたかった……。

『オーロラになれなかった人のために』 スピッツ

青ジャケ、赤ジャケときて、黄ジャケでも結局スピッツを出してしまった……。こちらは私の生まれ年(1992年)にリリースされたコンセプト・ミニアルバム。スピッツの世界観を広げるためにと、オーケストラアレンジ、ストリングスアレンジなどが施された実にきらびやかな作品です。ロビンソンで爆発的ヒットを飛ばしたのが1995年のことなので、売れる前の1枚なんですよね。すごいや。アルバムタイトルも最高じゃないですか? 詩集みたい。

* * *

黄ジャケの数があまりなかったので少しヒヤヒヤしましたが……。なんとか10枚10曲書き切れた! よかった! 偶然にもミニアルバムが多かったので、聴いてもらいやすいんじゃないでしょうか。気になった作品があれば、ぜひ触れてみてくださいね。

そして、あなたの黄ジャケも教えてください!



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