昼に1500円のハンバーグを食べた話
それは9月の中旬だというのにやたら日差しが強い日だった。あの日食べたハンバーグの味が忘れられない。
貧困学生が1500円のハンバーグを口にするまで私は金欠大学生。昼に1500円のハンバーグを食べる財力などない。そう、人の金で1500円のハンバーグを食べたのだ。
奢ってもらわなかったらこの味を知らないまま少なくとも5年は過ごすことになっただろう、5年分得をした。インターン先の社長には感謝しかない。私も一人前に稼げるようになったら高級ハンバーグを奢って他人の幸福に貢献したいな