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霊的な成長方法4

次に嗜好品などについてです。これらも肉類摂取と同様に、常用、執着、依存する(中毒)とアストラル体の振動数が下がるとされています。
下記にシルバーバーチの霊訓から「アルコール」「タバコ」「麻薬」がキーワードとなっている箇所を抜粋します。
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強引にあの世へ追いやられた霊による憑依現象があります。地上の波長に近いためすぐに戻ってきて誰かに憑依しようとするのも確かに事実です。憑依される人間はそれなりの弱点をもっているとも言えます。もともとその人間に潜在的な弱点がある、つまりれいによって身体と精神と霊の関係が調和を欠いているのです。邪霊をひきつける何らかの条件があるということです。アルコールの摂りすぎである場合もありましょう。薬物中毒である場合もありましょう。度を越した虚栄心、ないしは利己心が要因となることもあります。そうした要素が媒体となって、地上世界の欲望を今一度満たしたがっている霊を引きつけます。意識的に取り憑く霊もいますし、無意識のうちに憑っている場合もあります。
(シルバーバーチの霊訓6 P151-2)

困ったことに、麻薬類は地上と接した幽界の最下層の波長に合った心霊中枢を開かせるのです。それに感応してやってくる霊はその若者と同程度のもの、往々にして地上で麻薬中毒あるいはアルコール中毒だった者で、その状態から一歩も脱出できずに、相変わらずその種の満足を求めているのです。地縛状態から解放されていないのです。
(シルバーバーチの霊訓8 P175-6)

(霊能者がタバコを吸いすぎたりアルコールを飲みすぎたり、そのほか生活面で真理に忠実ではなく品行に問題がある場合は、それが霊能にも悪い影響を及ぼすか)

もちろんです。いかなる霊媒能力、とくに精神的霊能について言えることは、その霊能者の質が高ければ高いほど通信の内容も質が高いということです。身体と精神の質を落とすようなことは霊にとっても同じ影響が及びます。
忘れてならないのは、身体と精神と霊とは一体関係にあることです。緊密な相互関係があり、絶えずエネルギーや感情が行き交じっております。霊の世界と物質の世界は実は一つの実在の二つの側面なのであり、お互いに影響し合っております。両者は融合し合っていて、はっきりとした境界線というものはないのです。
そのことを理解なされば、物的身体に悪いものは霊的身体にも悪く、精神に良くないものは霊にとっても良くなく、したがって霊の宮(からだ)を汚すようなことは必ずその持ち主を通過して届けられる通信の質を汚すことになることがお分かりになると思います。
理想を言えば完全であるに越したことはありません。そうすれば完全な通信が得られることでしょう。が、所詮、私たちが扱っているのは物質の世界に住む人間味たっぷりの道具です。アルコールもタバコもほどほどにたしなむのであれば大した害にはなりません。
ただし、霊能者は常に理想を目指していなければなりません。
(シルバーバーチの霊訓9 P235-6)
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「麻薬類は地上と接した幽界の最下層の波長に合った心霊中枢を開かせる」とありますから、心身ともに非常に危険でしょう。
「アルコールもタバコもほどほどにたしなむのであれば大した害にはなりません。」
とありますね。個人的には、有り難いお言葉です(笑)まあ、こういう風に感じる事自体、私の魂の状態もまだまだなのでしょう。

アルコールやタバコだけでなく肉欲、食欲なども、度を越して、依存・執着・中毒の域に達してしまうことは危険なのでしょう。どんな物事もそうですが、中庸を維持することが大事です。

なぜ、依存・執着・中毒の状態は良くないのでしょうか。上記の霊訓には邪霊をひきつけ、霊となっても相変わらずその種の満足を求める状態になると語られています。つまり、霊となっても、そのような精神の状態は変わらないのであり、(霊となった方が、依存・執着・中毒の度合いは増幅されると思われる)その精神の状態からの脱却は至難の業だと思われます。また、度を越した虚栄心、ないしは利己心も要因だと語られています。

とすると、私たちは、「囚われる事の無い中庸を維持した精神の状態」に近づくような生き方を目指せばよいのでしょう。

「霊界からの良い働きかけ」を受け取るために、「心構え」「精神統一・瞑想」「祈り」、そしてアストラル体の振動数を上げる為の「飲食物」「依存・執着・中毒の回避」と見てきたわけですが、更に霊界からの良い働きかけを受け取る受信感度を上げたり、積極的な中庸維持の精神状態を目指す手法はあるのでしょうか?
次回はそのあたりに焦点を合わせてみたいと思います。

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